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言語普遍性と言語類型論 : 統語論と形態論
発行:ひつじ書房
A5判
縦210mm
300ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2001-3-10
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
紹介
言語研究の最前線において英語の統語分析に主要な関心が向けられていた一時期の後、最近10年間は、広範な諸言語からのデータを使った言語類型論および言語普遍性の諸問題に対する関心が著しく増大した。この枠組みの中で非常に多くの研究がなされてきたにもかかわらず、今日まで、言語学の学生のためにこのアプローチの主要な特徴を総合的に扱おうとした一般的な概説書はなかった。そのため、まったくの初歩の段階から、個別のテーマに関して論文の形で専門家の書いた文献を見るしかなかったのである。そこで、本書の目的は、この隔たりを埋め、上級の大学生および大学院生に対して、言語類型論および言語普遍性に対する現在の主要なアプローチの概観を、この方法による成果を例証(および一部の危険性に関して警告も)しながら、与えようとすることにある。
目次
1 言語普遍性
2 言語類型論
3 理論的前提
4 語順
5 主語
6 格標示
7 関係節
8 使役構文
9 有生性
10 類型論と歴史言語学
11 結論および展望
上記内容は本書刊行時のものです。