版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
保育的発達論のはじまり 川田 学(著/文) - ひとなる書房
..

保育的発達論のはじまり 個人を尊重しつつ、「つながり」を育むいとなみへ

A5判
縦210mm 横149mm 厚さ16mm
重さ 340g
248ページ
定価 2,000円+税
ISBN
9784894642683
Cコード
C3037
専門 単行本 教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年8月
書店発売日
登録日
2019年7月21日
最終更新日
2019年7月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

子どもの「主体性」とは何か。そして、それはどう育つのか。「子ども観」「発達観」の変遷もたどりつつ、新たに「保育」と「発達」を結びなおす。保育の未来をひらく新世代の発達論。

長い時代、「発達」は保育の目標だった。現代も、保育にとって「発達」は大切な視点だが、「発達」を受けとめる社会のほうが、だいぶ変わってきた。「つながり」がほどけた孤立した子育ては、いやおうなく発達を「うちの子」の能力に向かわせる。不透明感のある未来がちらつき、保育も子ども個人を強くするしかないのかと、悩んでいるようにみえる。
 しかし、社会と子どもの間に立って、子どもの視点を代弁し、社会のあり方を問うてきたのが保育だ。保育の可能性と魅力は、いつも新しい「つながり」をつくりだす実践にある。個人を尊重しつつ、個人を超えるいとなみへ。保育がその真価を発揮するための、保育的発達論のはじまり──。

目次

 序章 「個人」を尊重しつつ、「個人」をこえるいとなみへ

第1部 子どもの「主体性」とは何か
 1章 子どもはどう「自己決定」しているか
 2章 保育のなかでとらえる主体性

第2部 子どもの「主体性」はどう育つか
 3章 人間の赤ちゃんが〝未熟〟であることの意味
 4章 してもらう、する、してあげる、させてあげる
   
第3部 「子ども観」「発達観」の変遷と私たち
 5章 子ども観をさかのぼる
 6章 「発達」と社会の歩み
 7章 「発達」と社会のいま

第4部 発達をみる目をひろげる──イヤイヤ期とブラブラ期
 8章 「年齢」と発達
 9章 「参加」の視点からみる発達観
 10章 つながりアウトカムとしての「ブラブラ」

第5部 「保育」と「発達」を結びなおす
 11章 つながりを育むいとなみ
 12章 保育の「あそび」とは何か
 13章 保育の公共性
 14章 「信頼」の中間共同体

あとがき  

著者プロフィール

川田 学  (カワタ マナブ)  (著/文

1973年東京都生まれ。北海道大学大学院教育学研究院准教授。博士(心理学)。専門は発達心理学、保育研究。近年は、沖縄地方や瀬戸内地方など各地の保育現場をまわり、保育と地域の関係史を学んでいる。

上記内容は本書刊行時のものです。