版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
日本の演劇教育 佐々木 博(著/文) - 晩成書房
..

日本の演劇教育 学校劇からドラマの教育まで

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:晩成書房
A5判
356ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-89380-481-5   COPY
ISBN 13
9784893804815   COPY
ISBN 10h
4-89380-481-2   COPY
ISBN 10
4893804812   COPY
出版者記号
89380   COPY
 
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年5月21日
最終更新日
2018年5月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

教育と演劇の関わり、その歩みと現在。
音楽や美術とは異なり、学校の教科には位置づけられなかった演劇。
しかし、演劇を教育に生かす実践は脈々と続いてきた。
その歩みを、先人たちの遺産に学びつつ丁寧にたどる。
学芸会の「学校劇」から、教育活動全体に関わる「演劇教育」へ、
そして今注目の「表現教育」「コミュニケーション教育」「ドラマ教育」へ──。
教育の中での演劇活動の広がりと深まり、現在のありようを浮き彫りにする労作。

目次

目次より

はじめに

第一部 演劇教育の流れをたどって
第1章 学校劇の興りとその運動
一 「学校劇」と「児童劇」
二 小原国芳の学校劇
三 学芸会の成立
四 大正デモクラシーと学校劇
五 成城学校劇と斎田喬
六 坪内逍遥と児童劇
1 脚本研究としての朗読/2 逍遥の児童劇脚本/3 逍遥の児童劇運動
七 第一回成城学校劇発表会
八 学校劇禁止令
九 禁止令と成城学校劇
十 成城事件
十一 テアトル・ピッコロ
十二 禁止令の後
十三 唱歌劇
十四 学校劇研究会の発足
十五 子供の劇場
十六 学校劇研究会公開発表会
十七 日本学校劇連盟結成
十八 日本少年文化研究会のこと
第2章「演ずること」の発見
一 歌って踊っての演芸会
二 東京児童文化連盟の結成
三 日本学校劇連盟の復活
四 生活劇の始まり
1 斎田喬と生活劇/2 劇作家落合聰三郎の誕生/3『掃除当番』のこと
五 生活劇とドラマ
六 学校劇と生活綴方
七 『どこかで春が』の実践
八 民主教育への道
九 学習指導要領〔試案〕と演劇教育
十 ゴッコ学習と演劇教育
十一 カリキュラムと演劇教育
十二 「逆コース教育」のなかで
十三 スタニスラフスキー・システムとの出会い
十四 「演ずる」ことの発見
十五 「日本学校劇連盟」から「日本演劇教育連盟」へ
第3章「ドラマ教育」の登場
一 「ドラマ教育」との出会い
1 劇が消える/2 新しい演劇教育の潮流
二 表現教育としての「ドラマ」
1「ドラマ」か「シアター」か/2 はじめはドラマ、あとからシアター─栗山宏の実践/3「ドラマ」の授業─矢嶋直武の実践/4 教室にドラマを
三 ドラマ教育としてのエチュード方式
1 エチュード方式の提唱/2 『大きなダンボール』の上演
四 劇あそびは遊びである
1 お話を遊ぶ/2 劇あそびの開拓者/3 ドラマ教育と劇あそび
五 ドラマ活動における即興と遊び
1 即興/2 劇は遊びである

第二部 演劇教育から学校文化の創造へ
第4章 演劇的教育、そしてドラマ教育
一 演劇教育を教育として
二 演劇的教育の役割
三 演劇的教育におけるドラマ教育
四 演劇教育に問われるもの
1 差別・選別と能力主義教育/2 ドラマ教育における自発性と自己表現/3 表現することは生きること/4 竹内敏晴のレッスンから/5 認識・感情と表現
第5章 コミュニケーションと対話
一 コミュニケーションと演劇教育
1 コミュニケーションの典型は演劇/2 教育におけるひずみ/3 教育改革のこと/4 子どもの事件から/5 「いじめ」をめぐって/6 関係の重さ、そして優しい関係/7「伝え合う力」とコミュニケーション/8 コミュニケーション的関係をひらく
二 対話と演劇教育
第6章 学校文化としての演劇教育を
一 教育になじまなかった演劇
1 学制発布の時から/2 風紀を弛うし、浮薄の弊風を助長するということ/3 社会主義思想とプロレタリア演劇
二 演劇教育の位置づけ
三 「四つの源流」のもつ意味
四 学校劇から演劇教育、そしてドラマ教育へ
五 子どもの発達と演劇教育
六 ドラマのある教育を

あとがき
引用・参考資料

著者プロフィール

佐々木 博  (ササキヒロシ)  (著/文

1932年岩手県西磐井郡一関町(現在は一関市)に生まれる。
1950年岩手県立一関高等学校を卒業。1953年東京学芸大学二部修了。同年4月から東京都の公立小学校教諭を34年間、退職後嘱託5年をあわせて39年間の教師生活を送る。
1959年から2003年まで日本演劇教育連盟常任委員。日本演劇教育連盟事務局長、同副委員長を歴任。
「生きる力をはぐくむ学校へ」(『演劇と教育』1999年7月号)で第40回演劇教育賞受賞。

上記内容は本書刊行時のものです。