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大新聞社-その人脈・金脈の研究 : 日本のパワー・エリートの系譜 駄場 裕司(著/文) - はまの
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大新聞社-その人脈・金脈の研究 : 日本のパワー・エリートの系譜 (ダイシンブンシャ ソノ ジンミャク キンミャク ノ ケンキュウ)

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発行:はまの
縦200mm
334ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-89361-206-9   COPY
ISBN 13
9784893612069   COPY
ISBN 10h
4-89361-206-9   COPY
ISBN 10
4893612069   COPY
出版者記号
89361   COPY
出版社在庫情報
不明
初版年月日
1996年4月
登録日
2016年7月28日
最終更新日
2016年7月28日
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紹介

日本のマスメディアの頂点に立つ朝日は、創刊当初から「三井」とつながり、毎日は「三菱」とつながっていた。朝日はそれをテコに権力者集団の中枢に食い込んでいく。とくに、戦前から戦中にかけて朝日の"スター"だった緒方竹虎は右翼との人脈を背景に政界と深く関わりを持つようになり、小磯、東久邇両内閣の閣僚になったのをはじめ、戦後政治のメルクマールである保守合同による「55年体制」を築き上げた。しかし、そうした中で決定的に欠けていたのが、新聞人にとっての生命ともいえる言論であったのは、なんとも皮肉である。なぜ、いつまでたっても日本の政治が成熟しないのか。また、朝日をはじめとする日本の大新聞社は、一貫して戦争責任をうやむやにしようとしてきたが、それを見過ごしてきたのはいったい誰なのか。新進気鋭の研究者が膨大な資料を駆使して書き上げた本書は、そうした根源的な問いかけに対する答えでもあろう。

目次

序-全国紙、とくに朝日新聞と権力者との関係をさぐる
第1章 朝日、毎日の誕生と競争
第2章 朝日の内紛と白虹事件
第3章 緒方竹虎の朝日中枢への登場
第4章 朝日、毎日カルテルの強化と正力松太郎=読売の参入
第5章 満州事変と朝日、毎日
第6章 1930年代から敗戦直後までの権力者集団と朝日
第7章 毎日の「開戦スクープ」と千葉雄次郎の強弁

上記内容は本書刊行時のものです。