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奄美島唄入門 梁川 英俊(著) - 北斗書房
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奄美島唄入門

発行:北斗書房
A5判
88ページ
並製
価格 900円+税
ISBN
978-4-89290-052-5
Cコード
C0039
一般 単行本 民族・風習
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年3月20日
書店発売日
登録日
2019年12月12日
最終更新日
2020年4月3日
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目次

Ⅰ はじめに
Ⅱ 島唄はどういう歌なのか
 1 「声の文化」と「文字の文化」
2 奄美島唄とは
3 島唄、島歌、シマウタ、シマ唄、シマ歌
4 カサンとヒギャ
5 裏声
Ⅲ 島唄はいつから歌われているのか
 1 平家起源説
 2 『琉歌百控』
 3 『南島雑話』
 4 「俊良主節」
 5 異名同曲
Ⅳ 島唄はどのように歌われるのか
 1 歌遊び
 2 歌掛け
 3 三味線について
Ⅴ 島唄は何を歌っているのか
 1 わからない意味
 2 教訓歌
 3 ニュースメディアとしての歌
 4 恋愛の歌
 5 昔の生活を伝える歌
Ⅵ 島唄はどこで生まれたのか
 1 島唄の起源
 2 本土と関係が深い歌
 3 沖縄と関係が深い歌
Ⅶ 島唄は誰が、なぜ歌っているのか
1 日常から離れる島唄
2 奄美にとって島唄とは
3 島唄教室
4 島唄コンクール
5 島唄のいま
Ⅷ おわりに
Ⅸ 参考文献

前書きなど

鹿児島県の奄美群島で歌われる奄美島唄は、日本の民謡のなかでもとくに人気の高い民謡のひとつです。独特の裏声で歌われるその歌は、一度聴いたら耳から離れないような魅力をもっています。
本書はその奄美島唄の入門書です。
といっても、島唄の教則本や曲目の解説本ではありません。
 本書は最近島唄に興味をもって、その由来や歴史や背景をもっと知りたいと思っている人に向けて書かれています。目次をご覧いただければおわかりのように、各章のタイトルはすべて疑問形になっています。「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「なぜ」「どのように」という初心者ならば誰もが抱くような素朴な疑問ばかりです。
こうした基本的な問いに、簡潔にわかりやすく答えようというのが本書のねらいです。とはいえ、これらの問いはどれもすっきりと答えられない難問ぞろいです。本書でも明快に答えられないことのほうが多いかもしれません。ただ、その場合でも、なぜそれがそんなに難しいのか、少なくともその理由だけは、はっきりとわかるように書くようにしました。理由がわかれば、読者の皆さんが自分でさらに明快な答えを探すことができるからです。
 その意味で、本書は島唄の入門書であるとともに新たな探求への誘いでもあります。この本が皆さんの島唄への興味と探求心をかき立てることができれば、著者としてそれにまさる喜びはありません。

著者プロフィール

梁川 英俊  (ヤナガワ ヒデトシ)  (

1959年東京生まれ。鹿児島大学法文学部教授。1988年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。フランス・ブルターニュ地方を中心とするケルト諸地域の言語・歴史・文化を主要な研究対象とする一方で、口承文化研究の立場から南西諸島、韓国・多島海、ミクロネシア等の島嶼地域の調査・研究にも携わる。1988年鹿児島大学教養部助手。講師、助教授を経て、2006年より同大法文学部教授。

上記内容は本書刊行時のものです。