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出版者情報
フランシス・ハール回想録 人生は映像とともに
発行:便利堂
A5判
92ページ
定価
1,364円+税
- 書店発売日
- 2021年10月25日
- 登録日
- 2021年9月16日
- 最終更新日
- 2021年10月11日
紹介
便利堂コロタイプギャラリー「佐藤浜次郎 ハール・フェレンツ 二人展」を記念し、フランシス・ハール『人生は映像とともに』(監修:トム・ハール)を出版いたします。本書はハールの集大成となる写真集『A Lifetime of Images』に収録された回想録を訳出したものです。
旧ハンガリー南東部の小さな町で生まれ、その後パリに移り、第二次大戦の戦禍に追われ日本に来たハールは、苦難の戦中を乗り越えて、戦後アメリカ・シカゴに一時滞在したのち、1960年まで日本で写真家、映画監督して活躍します。晩年はホノルルに移るものの、その類いまれな豊かな才能と、宿命ともいえる運命に導かれたハールは、これまで映像によって日本文化を世界に広く紹介してきました。
ハール自身の言葉で綴られた本書を通じて、まさに数奇といえる彼の人生と、日本を「記録」していったその想いを、お楽しみください。
目次
○目次
・はじめに
・ハンガリー, 1908-1937
・パリ, 1937-1939
・日本, 1940-1960
・シカゴ, 1956-1959
・ハワイ, 1960-1997
・付録
・あとがき:ハール来日の背景について( 1. “地球人” 川添浩史、2. 1930年代,パリの日本人たち、3. 「日本映画祭」の開催とフィルム・エリオス社の設立,そして帰国、4.仲小路彰と小島威彦,世界創造社とスメラ学塾、 5. 1930年代の国際文化交流:国際文化振興会と三井高陽の日洪文化協会、6. 1940年のスメルクラブの誕生とスメル写真研究所、7. ハールの活動の拠点,審光写場の開設、8. おわりに:その後の川添の文化交流活動)
上記内容は本書刊行時のものです。