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スルタンの象と少女 ジャン-リュック・クールクー(作) - 文遊社
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スルタンの象と少女 (スルタンノゾウトショウジョ)
原書: LA VISITE DU SULTAN DES INDES

文芸
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発行:文遊社
菊判
上製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-89257-059-9   COPY
ISBN 13
9784892570599   COPY
ISBN 10h
4-89257-059-1   COPY
ISBN 10
4892570591   COPY
出版者記号
89257   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年4月
書店発売日
登録日
2010年4月26日
最終更新日
2010年4月26日
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書評掲載情報

2011-03-06 毎日新聞
2010-06-27 産經新聞
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紹介

スルタンは、象のタイムマシンに乗って巨人の女の子を探す旅に出ました…… 。フランスの世界的な野外パフォーマンス集団、ロワイヤル・ド・リュクスの『スルタンの象と少女』が街にやってくるまでの奇想天外な大冒険が物語に。作者のジャン=リュック・クールクーはロワイヤル・ド・リュクスの主宰者。

著者プロフィール

ジャン-リュック・クールクー  (クールクー,J.L.)  (

ジャン=リュック・クールクーは、幼いころから、 ジュール・ヴェルヌの空想科学小説やジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』を耽読していました。1979年より、ロワイヤル・ド・リュクスを主宰し、さまざまなインスタレーションやスペクタクルを企画・制作。フランスをはじめヨーロッパ各地、南米、中国、オセアニア、アジア諸国など、30年間で50カ国以上で公演してきました。無料公開を信条とするロワイヤル・ド・リュクスの公演 を実現するために、市町村などの自治体や国が協力しています。町の人々や風景 までも、そのままパフォーマンスの一部に見立ててしまうようなロワイヤル・ ド・リュクスの壮大な世界観は、クールクーの描き出す魅惑的な物語とともに、 大人や子どもを問わず、多くの人々を魅了し、夢中にさせ、虜にしています。

クールクーは、「確かに僕は『68年の子供』だけれども─でも、68年5月のとき、僕はたったの12歳だった」と、フランス5月革命との微妙な距離感に言及しています。また、野外での無料公開については、「野外には詩的な偶然があります」、「お金のないリオの少年がショーを見て笑ってる、それを見ると僕は幸福なんです」と答えています。

カンタン・フォコンプレ  (フォコンプレ,Q.)  (

1979年生まれ。ナント在住。2002年にナント市美術大学でDNSEP(修士号に相当)を取得。2003年から、ロサンジェルス、アムステルダム、パリ、レンヌな ど、フランスだけでなく、海外で様々な展覧会に参加。また、『狩り、釣り、自然と伝統』などの単行本も出版。芸術誌をはじめ多くの雑誌にも作品を掲載しています。第六回(2007年度)ナント市造形芸術賞受賞。

カンタン・フォコンプレは、ジュール・ヴェルヌの小説 とサイエンス・フィクションのあいだで、夢のような景色とキャラクターを、すこし風変わりでリアルな想像をしながら、このお話に絵をつけました。まるで、 遠くまで見ることができる巨人の少女の目を通して、すべてを見たかのようです。すべてがふさわしい場所におさまっているのに、まるでちがっています!  この本の絵を描くにあたって、カンタンは『プチ・ジュルナル』紙のおおげさなリトグラフと、少年のころ、とても影響を受けたロワイヤル・ド・リュクスの世界からインスピレーションを得ました。そのころからロワイヤル・ド・リュクス のパフォーマンスは、何度見ても飽きることのない、想像力豊かな世界でした。 そういうわけで『スルタンの象と少女』は、カンタンにとってロワイヤル・ド・ リュクスの世界に敬意をあらわし、絵によってパフォーマンスの新しい味わい方を提案するよい機会となりました。

上記内容は本書刊行時のものです。