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帯広美術館 コレクション選I
森と林のあわいに
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年11月1日
- 書店発売日
- 2024年11月9日
- 登録日
- 2024年10月24日
- 最終更新日
- 2024年11月21日
紹介
1991年9月に道東初の道立美術館として開館した北海道立帯広美術館。
40年に渡りその活動を支えてきた帯広美術館振興会の軌跡をたどりながら、その寄贈作品を軸に、道東の美術とバルビゾン派をふくむ西洋の美術から、緑豊かな自然を舞台に描かれた十勝に相応しいコレクションを紹介します。
1984年の誘致促進期成会に始まり建設協力会を経て、開館後の1992年からは振興会として美術作品の寄贈や展覧会、教育普及事業の共催、作家研究事業への支援などを続けている同会と美術館の深いつながりを知ることができる図録です。
※本コレクション選は、北海道立帯広美術館で2024年11月1日~12月22日開催の同名特別展図録として刊行されたものです。
目次
ごあいさつ
corner 1 おびひろに美術館を!
corner 2 伝説のミレー展
corner 3 バルビゾンってどんなとこ
corner 4 風景を写し取る
corner 5 バルビゾン派って
corner 6 十勝とバルビゾン
帯広美術館 誘致運動の軌跡 / 瀬戸厚志
出品リスト
前書きなど
ごあいさつ
道東における道立美術館の建設に際し、帯広では1984(昭和59)年、北海道帯広美術館誘致促進期成会が設立され経済界、婦人・青年・文化団体などの約100団体が参加。署名運動や陳情などの誘致活動を行いました。
1988(昭和63)年に美術館建設が決定され、使命を終えた期成会は解散。同年、北海道立帯広美術館建設協力会が発足し、美術作品を寄贈するための募金活動等を積極的に行い、1991(平成3)年に美術館開館の後、解散。
翌1992(平成4)年に帯広美術館振興会として新たにスタートし、帯広美術館の充実、発展を目的として、美術作品の寄贈のほか、展覧会や教育普及事業の共催、作家研究事業への支援など、さまざまな形で美術館の活動を支えています。
本展では40年に渡り美術館支援を続けてきた会の軌跡をたどりながら、その寄贈作品を軸に、バルビゾン派をふくむ西洋の美術と、道東の美術から、緑豊かな自然を舞台に描かれた作品を紹介。地域住民の熱意と願いで育まれた美術館のコレクションの成り立ちと、作品に込められた美の源泉を辿ります。
最後になりましたが、本展開催にあたりご協力いただきました関係各位に、心より感謝申し上げます。
主催者
上記内容は本書刊行時のものです。