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病因論の呪縛を超えて
アドラー心理学と行動分析学を繋ぐ
発行:日本教育研究センター
縦210mm
83ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2014年11月
- 登録日
- 2016年9月6日
- 最終更新日
- 2016年9月6日
紹介
従来、臨床心理学と精神医学は、病因論に基づいてクライエントを治療してきた。病因論を採る限り、セラピスト‐クライエント関係は、「する/される」という非対称となる。本書は、その非対称性を克服する方途として、アドラー心理学(目的論的アプローチ)とスキナーの行動分析学(ABC分析)を繋ぐことを試みた。
目次
1 原因論的アプローチの呪縛(「する/される」関係という非対称性
病因論の呪縛)
2 アドラー心理学の概要と目的論的アプローチ(アドラー心理学とは何か
目的論的アプローチとは何か-「する/される」関係の破棄に向けて)
3 目的論的アプローチに基づく症例の記述変更(症例
アドラー心理学による認知行動療法の捉え直し)
4 アドラー心理学から行動分析学へ(究極の原因としての目的因
行動分析学に基づく目的論的認識
症例の行動分析)
上記内容は本書刊行時のものです。