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増やしたもん勝ち英単語ー自然編 前田 和彦(著) - 燃焼社
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増やしたもん勝ち英単語ー自然編

発行:燃焼社
四六判
縦188mm 横127mm 厚さ13mm
重さ 270g
230ページ
並製
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-88978-126-7
Cコード
C3082
専門 単行本 英米語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年4月
書店発売日
登録日
2018年2月13日
最終更新日
2018年3月29日
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紹介

 英語の語彙について、「なかなか増やすことができない」「いったいどの単語から覚えたらいいか分からない」と思っている人たちに「『楽しく』『楽に』増やす」方法を伝えることができないか。
 そんな問題意識から、本書は書かれました。著者自身、英語の語彙を覚えるのにとても苦労し、英語に挫折した経験を持ち、そんなどん底から這い上がるきっかけとなった方法の一つをさらに改良したものです。散歩しながら『楽しく』『楽に』英語の語彙を増やし続ける方法を発見し、「英語の落ちこぼれ」だった著者が「初TOEIC900点突破」「英検2級すら受けず英検1級一発合格」という偉業を達成したのです。
 本書では、前作の動物編、植物編、人体編に続いて「自然」をテーマにし、それぞれの章に、「普段見かけるもの」「それを連想する方法」を記し、好きなものから語彙をどんどん増やせるように工夫してあります。

目次

第1章 水
第2章 空気
第3章 土
第4章 火
第5章 天気
第6章 宇宙
第7章 現象

前書きなど

 ついに「自然編」の完成です。ずいぶん前から授業では使用していたのですが、やっと一冊の本にまとまりました。
 今回は「自然編」ですので、目に見えるものから見えないものまで、いくらでもあります。なにも難しい単語を英語にする必要はありません。簡単な語彙でいいので、まず日本語でどんどん連想していきましょう。ところが、意外と小学生でも知っている日本語でも英語にするのは難しいものがあるのです。例えば、みなさんは「水」が “water” であることはご存知のはずですが、「水道水」「浄水」となるとすぐに英語にできますか?この本では「水」から連想できる単語を200以上ご紹介しています。そして、「空気」「土」「火」「天気」「宇宙」「現象」と続きます。
 この本を片手に、少し散歩してみてください。水がない場所ってありますか?空気がない場所ってありますか?土がない場所ってありますか?これらの言葉からたくさんの言葉を連想することができます。それを英語にしていくのです。
 いろんな学生たちを見ていて思ったのですが、やはり、無理に自分に興味のないものから始める必要はないと思います。好きなものをまず7倍、そしてそれをさらに7倍、そしてまた7倍、としていく習慣を身につければ、そのうち、自分に興味がないはずの語彙も覚えていくことが苦にならなくなるのです。
 「自然」に興味がないのなら、「動物」「植物」「人体」のどれかをまず合格点にしてみましょう。
 だけど、散歩しながら自然に語彙を増やせたら素晴らしいと思いませんか?

 次の結果は、「動物編」「植物編」「人体編」でも紹介しておりますので、もうご覧になった方は飛ばしてください。

*ある単語テストの結果(対象1回目70名、2ヶ月後54名、4ヶ月後54名)





 これは、ある大学1回生同クラスの単語テストの結果です。対象は中学の英語からつまずいた「英語スローラーナー」たちです。どんな単語を使ったのかは、ここでは恥ずかしいので一つしか紹介しませんが、大部分は高校で習うべき単語(24個)だったとだけお伝えしておきましょう。

問題例

The bird spread its wings.
(a) つくろった
(b) 広げた
(c) 羽ばたかせた
(d) 震わせた
(e) たたんだ

 1回目のテストでは、放物線になっています。これは、点数から見てもお分かりの通り、学生たちがほぼ適当に選んでいることが見て取れます。
 週に1度のクラスなので3週間同じ問題を行いました。学生も「先生、これ前やったよ。」と言いましたが、「だったら、満点取ってください。」と言ってやりました。2回目では、満点を取る学生はまだ少なかったのですが、3回目となると、さすがに満点を取る学生が出てきました。2回目、3回目では、学生同士で、カンニングさながら、友達と相談しても良い、ということでさせました。
 面白いのはここからです。2ヶ月後に抜き打ちテストを行いました。ご覧のとおり、結構いい成績になっているのが分かります。そして、夏休みを向かえ、さらに休み明け、抜き打ちテスト。英語スローラーナーが夏休みに英語の勉強をするとは考えにくいでしょう。結果はなんと、2ヶ月後よりも満点を取る学生が多くなっていました。

*英語スローラーナーの思いすごし

 どうしてこういうことが起きたのでしょう。実は、「英語は難しい。」「英語は出来ない。」「英単語が覚えられない。」と思っている英語スローラーナーのほとんどは、ただの「思いすごし」なのです。同じことを3週間連続で言うと、ほとんどの学生は「先生、また言ってる」とうんざりしてきます。いつの間にか覚えているからです。そして、2ヶ月後の抜き打ちテストで満点取れなかった学生は、友人に負けた悔しさから無意識の内に自分が間違えた単語を覚えてしまうのです。それが、4ヶ月後、このような結果となった訳です。これらの学生たちは無理に単語を勉強しなくても、楽に長期間覚えられることを証明してくれたのです。

*継続は力なり

 「ゲームのキャラクターの難しい名前などは覚えられるのに、勉強となると覚えられない。」という学生がいます。私もそうでした。もし、ゲームで遊ぶことなしに、「まずキャラクターの名前を覚えなさい。」と言えばどうでしょう。毎日、キャラクターの名前を100回書きますか?嫌になるのではないでしょうか。嫌なことを継続しても辛いだけです。ゲームばかりしていて、「キャラクターの名前や技の名前は難しいので覚えたくない。」というプレーヤーは少ないと思います。
 そうです。ただ、習慣にすればいいのです。何も無理して難しい英単語を覚えようとする必要はありません。「勉強」と思うから、また、「テストがあるから」と思うから、嫌なものを覚えることが苦痛になるのです。
 実は、もっと楽に英語の世界に入ることができるのです。

*アハ体験で「学習」から「楽修」へ

「毎日見るものを英語にしていく。」「分からなかったら調べる。」「忘れたら調べる。」これを毎日繰り返すだけです。最初、私はいちいちノートに取っていましたが、これは時間の無駄だと気づきました。単語を忘れることを気にせず、調べ直せば良いのです。すると、「あー!この単語何だったっけ!」と思った時に、辞書で調べた時、「あ、そうだった、そうだった」とすごく嬉しく感じることに気づきました。後で知ったのですが、これがあの有名な「茂木健一郎先生」の言う「アハ体験」だったのです。本当に脳がくすぐられているみたいに気持ちがよくなります。しかも、茂木先生曰く、「アハ体験をすると脳の活動が活性化し、頭が良くなる」とのこと。
このお陰で、私みたいな元「英語の落ちこぼれ」でも、「アハ体験」をしながら英語を学習、いや、楽修(楽に修得)出来た訳です。

*「英語落ちこぼれ」から「初TOEIC900点突破!」「英検2級すら受けず英検1級一発合格!」へ

 英語の落ちこぼれだった私は、毎日アメリカの町を散歩しながら、この方法で語彙を爆発的に増やしました。例えば、「病院を見かけたら、日本語で思いつく病気の名前を英語にしていく。」「忘れたら悔しいけど、もう一度調べると『アハ体験』ができる。」を繰り返しました。
 ある日、ホストファミリーの娘さんが「髄膜炎」に侵された時、「髄膜炎」"meningitis" という言葉を覚えていた私はすぐに英語で話について行くことが出来たのです。こんな単語を知っている人は英語の先生でもあまりいないと思います。
 お陰で、高校の時、英語のテストで30点以上取ったことがなかった私が、初めて受けたTOEICで935点を取り、受けたことがなかった英検も、いきなり1級を合格することが出来たのです。

*「トピック」×「テーマ」で一気に語彙爆発

 今回は「自然編」です。身近なものを7つピックアップし、さらにテーマを7つ。そして、そのテーマ一つにつき7つ。これで少なくとも7×7×7=343語。それぞれ10個以上紹介しておりますので、その気になれば、一週間散歩しながら7×7×10=490、さらにプラスαで500語以上は覚えることができるはずです。
 どうして7つなのか。ただ、「ラッキー7」と掛けただけというのもありますが、「10個中7つで合格」ぐらいの気持ちの方が楽だと思ったからです。
 机にしがみつく必要はありません。子どもが「これ何、あれ何」と聞いて来るように、自分に問いかけて英語で自分に教えてあげられるようになってみませんか。

さあ、この本と一緒に散歩に出かけましょう!
 もう一つ、単語を覚える秘訣は、と言うと、自分の身近な人と競争し合うことです。「こいつには負けたくない!」と思う人と一緒にやってみるとさらに効果が上がります。

*7つのトピック

 トピックは下の7種類にしました。興味のあるものから始めて行かれてはどうでしょうか。

1.水
2.空気
3.土
4.火
5.天気
6.宇宙
7.現象

*7つのテーマ

 テーマに分類することによって連想しやすくしています。すでに出版された「動物編」「植物編」「人体編」と同じです。

1.仲間
2.部分
3.関係あるもの(人)
4.修飾語
5.動詞
6.言葉
7.表現

 テーマは私が勝手に選んだものですが、テーマによって最低10個はご紹介しておきます。中には20以上思いつくものがあります。みなさんも自分で新しいテーマを思いついたら、ぜひ使ってみてください。

 まずは、7×7×7=343語を目標に。それから、「自然」だけで500語以上を目指しましょう。

*練習問題

 それぞれのテーマの後に練習問題をつけております。英語に出来るかどうか、です。忘れても心配せず、とにかく、何度も繰り返し、早く最低7つ英語で言えるようになることを目標としてください。

*チョット一息

 それぞれのトピックについて、英語ではどんな表現があるのか、を載せております。

*総復習問題

 それぞれのトピックに対するテーマだけを書いてあります。そこから、想像力を働かせて日本語と英語を思い出してください。英語で思い出せるようになるまでやってみましょう。

 それから、この本のイラストを引き受けていただいた、高橋美貫先生とお嬢様(MASH様)、そして、最後に本書の出版にあたっていろいろとご支援、ご指導をくださった燃焼社社長の藤波優様には心より御礼申し上げます。

版元から一言

英語の上達は何よりも単語を多く覚えることにかかっています。文法などはそれから自然に入ってくるものです。

著者プロフィール

前田 和彦  (マエダ カズヒコ)  (

1963年 大阪市生まれ。
近畿大学法学部卒業後、カンザス大学大学院修士課程修了。
専門は英語教育学。
現在 大阪商業大学准教授。


著書
「TOEIC®テスト速解ナビゲーター・リーディング編」(共著・三修社)。
「授業の『つかみ』は最初の5分-英語教師編-」(燃焼社)。
「授業の『つかみ』は最初の5分 パート2-英文法編-」(燃焼社)。
「『Mr.夢ゥ』:『夢』という名の旅立ち」(燃焼社)。
「『Mr.夢ゥ』Ⅱ:『夢』という名の道しるべ」(燃焼社)。
「『Mr.夢ゥ』Ⅲ:『夢幽界』の絆」(燃焼社)。
「Good Job! : Basic Skills for Better English」(共著・金星堂)。
「増やしたもん勝ち英単語-動物編-」(燃焼社)。
「増やしたもん勝ち英単語-植物編-」(燃焼社)。
「増やしたもん勝ち英単語-人体編-」(燃焼社)。

上記内容は本書刊行時のものです。