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いまこそ、野党連合政権を! 真実とやさしさ、そして希望の政治を 冨田宏治(著/文) - 日本機関紙出版センター
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いまこそ、野党連合政権を! 真実とやさしさ、そして希望の政治を (イマコソヤトウレンゴウセイケンヲ シンジツトヤサシサソシテキボウノセイジヲ)

社会科学
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
重さ 260g
156ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-88900-982-8   COPY
ISBN 13
9784889009828   COPY
ISBN 10h
4-88900-982-5   COPY
ISBN 10
4889009825   COPY
出版者記号
88900   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年5月10日
書店発売日
登録日
2020年4月21日
最終更新日
2020年4月21日
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紹介

新型コロナウィルス感染症の拡大に対して安倍政権が繰り出す愚策の数々に、国民はまさに怒り心頭の状態だ。7年間の悪政は民主主義破壊、憲法破壊、政治モラル破壊などを招き、もはやこの政権には去っていただく以外に日本再生の道はない。この本にはその対抗軸となる野党連合政権実現のためのリアルで希望ある提言を、政治・憲法・経済というそれぞれ専門の立場からまとめた。これを読めばきっと元気が湧いてくること、間違いない!「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」と立憲四野党一会派の13項目の共通政策――だれもが自分らしく暮らせる明日へ――も解説。

内田樹氏(神戸女学院大学名誉教授)推薦!!「安倍政権下で日本は「先進国」から「衰退国」に転落しました。すべての領域が国力の衰微とモラルハザードで蝕まれています。日本再生のチャンスは野党連合による統治機構の立て直しによるしかありません。もう時間はあまり残されていません」

目次

はじめに

【第1章】真実とやさしさ、そして希望の政治を  冨田宏治
はじめに
共通の対抗軸で展開する世界政治
アメリカ大統領選挙を注視
イギリス、イスラエルもまた
文在寅大統領の誕生と安倍政権
平昌オリンピックの写真から
消えた安倍改憲の口実
憎悪の対象としての文在寅
世界の闘いと共に歩む日本の闘い
すべての根源は貧困と格差の恐るべき拡大
シンママ大阪応援団に教えられ
「政治なんて贅沢なこと」
政治の使命は再分配
弱者へのむき出しの憎悪が広がる社会
大阪の街に漂う嫌らしい雰囲気
ターゲットを叩き、分断を持ち込む「維新」政治
「生産性」で人間を測る社会
ポスト真実の政治を問う
分断を組織、固定化した「維新
2000 万人の大量棄権層が生まれた
政治の力関係を逆転するためには
野党連合政権めざす勝利の方程式
キーワードは「真実」と「寛容」
野党統一候補実現で投票率がアップ
2019 参議院選挙はほろ苦い勝利
ギリギリのところから逆転へ
どうしようもない政権を支える低投票率
13項目の野党共通政策
注目すべき「れいわ」の闘い
一歩でも二歩でも野党共通政権に近づくために

【第2章】野党共闘と本当の民意、そして安倍改憲との闘い  上脇博之
はじめに

1 安倍「1強」のカラクリと国民の支持を得なかった安倍改憲
(1)安倍「1強」の内実と「市民と野党の共闘」
(2)「安倍政権は国民の信任を得た」とも言い難い
(3)重大な課題としての低投票率
(4)投票率が上がれば政治が変わる!
(5)改憲勢力は「3分の2」を割り込んだのに
(6)安倍首相の「2020 年改憲施行」方針を修正へ

2 安倍「4項目」改憲の真の危険性
(1)参議院「合区」解消を口実にした改憲の本音
(2)道州制も「合憲」にする改憲
(3)「自衛隊違憲」論を口実にした改憲の本音
(4)「高等教育の無償」を口実にした改憲の本音
(5)私学助成は違憲ではないのに改憲する本音
(6)「自然災害への対処」を口実にした緊急事態条項加憲の本音

おわりに

【第3章】野党は連合政権構想を今すぐに ―世界の「幸福大国」に学びながら―  石川康宏
1.野党連合政権で日本の「のびしろ」を活かしていく

2.日本より幸福で平等で効率的な国

3.「幸福大国」デンマークの働き方と社会的支援

4.投票率84・5%でさらによりよい社会をめざす

5.デンマークはどうしてこうなれたのか

6.日本の遅れを取りもどそう

7.「市民連合/市民と野党の共闘」の画期的意義

8.連合政権づくりがいよいよ野党共闘の共通課題に

9.何をする、誰がする、顔のみえる野党連合政権構想を今すぐに

【第4章】「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」と立憲四野党一会派の項目の共通政策 ――だれもが自分らしく暮らせる明日へ―― 

著者プロフィール

冨田宏治  (トミダコウジ)  (著/文

1959年生まれ。関西学院大学法学部教授。日本政治思想史。2006年より原水爆禁止世界大会起草委員長。著書に『核兵器禁止条約の意義と課題』(かもがわ出版)、『丸山眞男―「近代主義」の射程』(関西学院大学出版会)、『丸山眞男―「古層論」の射程』(同)など多数。

上脇博之  (カミワキヒロシ)  (著/文

1958年生まれ。神戸学院大学法学部教授。専門は憲法学。「政治資金オンブズマン」共同代表、公益財団法人「政治資金センター」理事、憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会議(兵庫県憲法会議)幹事。『日本国憲法の真価と改憲論の正体』(日本機関紙出版センター)、『逃げる総理 壊れる行政』(同) など著書多数。

石川康宏  (イシカワヤスヒロ)  (著/文

1957年生まれ。神戸女学院大学文学部教授。経済理論・経済政策。全国革新懇代表世話人、日本平和委員会代表理事。著書に『マルクスのかじり方』(新日本出版社)、『若者よ、マルクスを読もうⅠ~Ⅲ』(内田樹氏との共著、かもがわ出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。