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ウクライナとアフガニスタン 西谷文和(著/文) - 日本機関紙出版センター
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ウクライナとアフガニスタン (ウクライナトアフガニスタン) この戦争の裏に何があるのか (コノセンソウノウラニナニガアルノカ)

社会科学
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ6mm
重さ 130g
72ページ
定価 800円+税
ISBN
978-4-88900-271-3   COPY
ISBN 13
9784889002713   COPY
ISBN 10h
4-88900-271-5   COPY
ISBN 10
4889002715   COPY
出版者記号
88900   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年7月1日
書店発売日
登録日
2022年6月11日
最終更新日
2022年6月11日
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紹介

「戦争を止めるために何ができるのか?」「募金ですか?」とよく聞かれる。いや、戦争を積極的に止める政府にすることだ。憲法前文には「われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う」とある。ウクライナ戦争を積極的に止める日本。カッコいいじゃないか!

目次

はじめに

第1章 ロシアのウクライナ侵略を解き明かす

ユーロ・マイダン革命
学生たちを武装弾圧
革命の勝利とヤヌコヴィッチハウス
革命の中に「右派セクター」
プーチンのクリミア併合
プーチンを見逃した国際社会
チェルノブイリ原発の占拠
ブダペスト覚書もミンスク合意も違反したロシア
ロシアでも反戦デモ
アメリカは止める気があったのか
戦争は儲かる
世界の流れは「核をなくそう」
日本の軍事大国化を許さない

第2章 アフガニスタン最新取材報告

タリバンへの権力の移行を実感
自爆テロで高校生たちが犠牲に
米軍の誤爆に始まり誤爆に終わった戦争
「食料を配ってくれたお前を覚えている」
麻薬中毒患者一掃キャンペーンに取り組むタリバン政府
戦争の唯一の勝者は誰か

第3章 問われる日本の外交、そして産軍複合体

戦争への道を選んだ日本
馬毛島は「逆森友事件」
米軍は日本を守る気はない
私たちはCの道を選ぶ
戦争で唯一の勝ち組は産軍複合体

第4章 会場からの質問に答えて

・タリバンの資金源はどこにあったのですか
・ウクライナ大統領と岸田首相が話し合いをするそうですが、どのように見ていますか
・ウクライナ大統領が日本の国会で演説しますが、これは受け入れていいものなのでしょうか
・安倍元総理などが主張する核共有に対してどのように対抗すればいいのでしょうか
・テレビやネットでさまざまなフェイクニュースが流れていて何をどう判断していいのかわからない
・今回の戦争でウクライナから日本に避難してきた人がいます。政府は友好的対応をしていますが、その一方でアフガニスタンやシリアやミャンマーからの難民に関してすごく後ろ向きです
・アフガニスタンの人たちには、タリバン政権だからということで国連からの支援はないのでしょうか
・戦争が終わった先、ヨーロッパはどうなるのでしょうか
・ロシアではウクライナ東部のドンバスのことなどがずっと長い間、国営テレビで流され続けてきたので、ロシア国民にすればプーチンが助けに行くと思っていたのかもしれません。だから支持率も下がらない。しかしロシアは第二次世界大戦で2千万人以上の人が亡くなり、レニングラードでは100万人が餓死したという経験も持ってるので、戦争の悲惨さについてはとてもよくわかっている人たちだと思います。ですからそのロシア人の良心に訴えていくことも必要ではないかと思いますが

おわりに

著者プロフィール

西谷文和  (ニシタニフミカズ)  (著/文

西谷文和(にしたにふみかず)
1960年京都市生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、吹田市役所勤務を経て、現在フリージャーナリスト、イラクの子どもを救う会代表。
2006年度「平和共同ジャーナリスト大賞」受賞。テレビ朝日「報道ステーション」、朝日放送「キャスト」、ラジオ関西「ばんばんのラジオでショー」日本テレビ「ニュースevery」などで戦争の悲惨さを伝えている。
西谷文和「路上のラジオ」を主宰。
主著に『聞くだけの総理 言うだけの知事』(日本機関紙出版センター、2022年)、『自公の罪 維新の毒』(同、2021年)、『ポンコツ総理スガーリンの正体』(同、2021年)、『安倍、菅、維新。8年間のウソを暴く』(同、2020年)、『西谷流地球の歩き方上・下』(かもがわ出版、2019年・20年)、『戦争はウソから始まる』(日本機関紙出版センター、2018年)、『「テロとの戦い」を疑え』(かもがわ出版、2017年)、『後藤さんを救えなかったか』(第三書館、2015年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。