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スペイン内戦とガルシア・ロルカ
発行:南雲堂フェニックス
縦210mm
504ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2007年10月
- 登録日
- 2016年4月18日
- 最終更新日
- 2016年4月18日
紹介
本書の目玉は、スペイン内戦研究の第一人者の斉藤孝氏、ロルカの紹介者である詩人の小海永二氏、『スペイン市民戦争』の訳者である現代史家の都築忠七氏といった、わが国のパイオニア的学者の論文・エッセイである。また、従来から地味ながら研究を続けてきた30余名の論文は多角的な視座から対象に切り込んでいる。例えば、エスペランチストのスペイン内戦体験、内戦期の食糧事情、1950年代のフランコ・スペイン、中国人義勇兵、東南アジアのスペイン内戦の受容と反応、ゲルニカの悲劇、ユーゴ人義勇兵、スイス人の内戦体験と帰還後の迫害、フランコとペタンの関係、スペイン内戦と文学、ロルカと闘牛、ガリシア語のロルカの詩、ロルカ三大悲劇、日本におけるロルカ文学の受容等々、内戦以降をも含めてスペイン現代史に関わる諸問題を提示している。
目次
第1部 シンポジウム-スペイン内戦七十年(シンポジウム開催にあたって
スペイン内戦とは何だったのか ほか)
第2部 世界の中のスペイン内戦(五木寛之とスペイン内戦
わが青春のバルセロナ-モンペリエ大学留学時代の思い出 ほか)
第3部 ガルシア・ロルカ再考(スペイン内戦とロルカの死
霊感の詩人ロルカとドゥエンデ ほか)
第4部 シンポジウム-スペイン内戦とガルシア・ロルカ(幼年時代のロルカ
ロルカ少年のコンプレックス ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。