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桃の花が咲いていた
発行:童話屋
文庫判
縦160mm
160ページ
定価
1,500円+税
- 初版年月日
- 2007年10月
- 書店発売日
- 2007年10月25日
- 登録日
- 2021年2月4日
- 最終更新日
- 2021年2月4日
紹介
山之口貘さんは、佐藤春夫、金子光晴、茨木のり子諸氏から手放しの褒めことばを受けています。
編者は氏のアンソロジーを編集することで、彼のナゾに迫りたいと思い至りました。
金子光晴曰く、貘さんは「自然人」。
僕ですか?
これはまことに自惚れるやうですが
びんぼうなのであります。(「自己紹介」より)
貧乏詩人といわれた面目躍如たる「自己紹介」にはじまり、おしまいの詩は「告別式」。
その詩を自叙伝風に並べたら、貘さんの実直・誠実・正直な人となりがにじみ出て、
味わい深い詩集になりました。
上記内容は本書刊行時のものです。