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エンリケ航海王子 : 大航海時代の先駆者とその時代
発行:刀水書房
縦200mm
232ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年1月
- 登録日
- 2019年7月10日
- 最終更新日
- 2019年7月10日
紹介
本書では、宮廷での権力争いを避けてただひたすら新しい世界を切り拓くことに専念したという理想化されたエンリケではなく、中世末という危機の時代に西アフリカへの進出を企てる一方で、モロッコ侵略を試みて人質の弟を見殺しにし、兄と国王の対立では兄を見捨てて甥の国王に恭順し、移動する宮廷を追って国内各地を転々と旅して国王からさまざまな特権を得る生身の、等身大の人間としてエンリケを描く。
目次
第1章 中世の秋
第2章 アヴィス王朝の成立
第3章 セウタ攻略
第4章 大西洋諸島の植民
第5章 タンジールの悲劇
第6章 ペドロの摂政期
第7章 最後の十字軍
付録(エンリケの肖像画をめぐる謎
エンリケ伝説の創出)
上記内容は本書刊行時のものです。