書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
さらば公明党・創価学会
願兼於業 命と向き合う人生
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2025年3月19日
- 登録日
- 2025年1月29日
- 最終更新日
- 2025年3月18日
紹介
創価学会の最年少理事・参謀・副学生部長を経て、公明党大田区議会副議長のエリートが、なぜ公明党・創価学会と決別するに至ったか。
私はこうして潰しにかけられた!
だが、〝勝敗は浮世の常、最後は必ず勝つ! と仏に祈る〟――「願兼於業」の法理に目覚めた少年が、試練を使命に変えてばく進する自伝小説! 実録「私が見た池田大作」(「フォーラム21」)を収録。
目次
はじめに
第一部 私が見た池田大作――公明党・創価学会の正体
第一回 政教一体で「天下取り」の夢想
第二回 「天下取り」の挫折と狡猾な反撃
第三回 「政教分離」の実態
第二部 自伝小説 願兼於業――命と向き合う人生
序 章 古里・山形での原体験
第一章 父の業病と格闘の日々
第二章 「願兼於業」へギアチェンジ
第三章 東北学生部初代書記長
第四章 獅子は伴侶を求めず
第五章 不動産バブルの波に乗る
第六書 月刊『現代政治』編集長
第七章 『公明新聞』社会部記者
第八章 市川雄一代議士の初代公設第一秘書
第九章 野に放たれた〝蒼き狼〟
第一〇章 馬込文士村に住む者として
終 章 言論の自由と世界平和
前書きなど
〈本書は、創価学会に入信後、学会活動と公明党職員としての職務を全うし、その後、市川雄一元公明党書記長の初代公設第一秘書を経て、公明党大田区議会副議長として政治の世界にまい進してきた私が、なぜ「さらば公明党・創価学会」となるに至ったのか、その顛末、体験をまとめたものである。私に離党届を書かせ、「すべて有川チャンが悪いとするしかないねえ」とつぶやいた公明党都議の声を、私は忘れはしない。
構成は二部から成っている。第一部は『フォーラム21』誌の連続特集「総括! 池田創価学会とはなんだったのか」に私が連載した「私が見た池田大作 創価学会&公明党の正体」の再録である(二〇二四年二月号、三月号、四月号)。これは、私が実際に見聞きした池田大作創価学会名誉会長の「生の声」を収録した貴重な実録である。
そして第二部は、空想の世界と思われてきた仏教の「願兼於業」の教えに触発された私が、数々の試練を乗り越えていく自伝小説である。ただし、文章の手法は「小説」ではあるが、登場人物の名前は実名を基本とし、第一部でみた「実録」をもとにしている。当然第一部と内容が重複している部分もあるが、本書全体を通して、私の「公明党・創価学会」体験を読者により理解を深めてほしいと二部構成を意図した。
……
昨今の世相を見るに、個人にあっても、団体にあっても、国にあっても、何か不都合なことが起こると、自らの振る舞いを顧みることなく、すぐ相手を責め立てることがあまりにも多すぎてはいまいか。
しかし、それで問題は解決せず、かえって深刻な事態を招いているのが現実である。
儒教の教書・大学には、「修身斉家治国平天下」とあり、天下を平和にするためには、まず自分の行いを正しくすることが根本であることを強調している。…〉(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。