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トロツキー最後の論戦 廣瀨 伸一(著/文) - 同時代社
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トロツキー最後の論戦 (トロツキーサイゴノロンセン) その批判的考察 (ソノヒハンテキコウサツ)

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発行:同時代社
四六判
並製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-88683-979-4   COPY
ISBN 13
9784886839794   COPY
ISBN 10h
4-88683-979-7   COPY
ISBN 10
4886839797   COPY
出版者記号
88683   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
不明
発売予定日
登録日
2024年11月1日
最終更新日
2024年12月2日
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紹介

1939年~1940年にかけて、SWP党内で行われたトロツキー、多数派とマーティン・アバーン、マックス・シャクトマン、ジェームズ・バーナムら少数派との論争の真実とは――。
新たに発掘した少数派の論文、資料を基に、この分派闘争を再現、再検証して、トロツキーの不当な「論法」を明らかにする。これまでのトロツキー評価が一変する衝撃の書。

目次

 はじめに

第一章  「公的」解釈の問題点と真の争点

第二章  時代背景
 一節 独ソ不可侵条約と第二次世界大戦
 二節 ソ連軍によるポーランド侵攻
 三節 ソ連邦によるバルト三国軍事保護国化と冬戦争

第三章  SWP党内闘争の経緯

第四章  トロツキー論争内容の再検証
 一節 少数反対派の「プチブル」規定
 二節 少数派「ブロック」の性格
 三節 弁証法
 四節 経済と政治
  一項 戦争の性格/上部構造と下部構造
  二項 ブルジョア戦争との比較/「より小さい悪」
  三項 抽象としての「労働者国家」
  四項 防衛主義/政治革命
  五項 官僚革命
  六項 ソ連邦の外交政策
  七項 バーナムの反論
 五節 「具体的政治問題」
  一項 ポーランド
  二項 フィンランド
  三項 第三陣営戦略
 六節 結び

 おわりに

前書きなど

〈本論文の趣旨は、総体としての「トロツキズム」の批判ではなく、一九三九年九月から一九四〇年三月にかけて、当時の第四インターナショナル最大支部のアメリカ社会主義労働者党内で行なわれた分派闘争に、トロツキーが多数派を支持して介入した際の彼の立場と見解、及び、彼の少数派批判内容を批判的に再検証することである。その対象は、彼の論文集「マルクス主義の擁護」に収められた諸論文と書簡である。――〉(「はじめに」より)

著者プロフィール

廣瀨 伸一  (ヒロセ シンイチ)  (著/文

廣瀨 伸一(ひろせ・しんいち)
1950年東京生まれ。中央大学中退。在学中より第四インターナショナル運動に参加し、異なる時期に、小政治グループふたつに籍を置く。その後、実践活動の方針の違いから、それらグループを離れ、実践活動から身を引くも、理論上の疑問点を追求すべく、仕事の傍ら研究活動を続ける。

上記内容は本書刊行時のものです。