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「はじめの一歩教室」やってるよ! 高橋 龍介(著/文) - 同時代社
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「はじめの一歩教室」やってるよ! (ハジメノイッポキョウシツヤッテルヨ) 名古屋の自主夜間中学奮闘記 (ナゴヤノジシュヤカンチュウガクフントウキ)

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発行:同時代社
四六判
並製
価格 1,400円+税
ISBN
978-4-88683-976-3   COPY
ISBN 13
9784886839763   COPY
ISBN 10h
4-88683-976-2   COPY
ISBN 10
4886839762   COPY
出版者記号
88683   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2024年10月10日
最終更新日
2024年11月19日
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紹介

〈生まれた国が違っても、生まれた時代が違っても、親の事情が違っても、勉強したいと願う人がいるならば、その意欲を支えたい――。〉名古屋の自主夜間中学に関わる人びとの奮闘記。

目次

第一章 「はじめの一歩教室」とは
 ◆ある日の教室で――支援者と学習者
   その一 ずっとデカセギの国だったのだ  高橋龍介
   その二 私が出会ったネパールの子どもたち  本田直子
   その三 Aさんの学習 凄さと残された学び  桐山五郎
   その四 歩み続け成長する教室  上村桂恵子
   その五 広がれ!「タンポポの綿毛」作戦  重原厚子
  
 ◆ワタシとイッポ
   マンツーマンのやさしい日本語  アルベンディア・トリキシー・カイルさん
   一歩教室は大きな支え  サミン・マズルミさん
   日本に来た子の未来を考えてくれる場所  ガウタム・ニラジュさん
  二〇二四年春の高校受検出願手続きであたふた
  教室には来たけれど
  生命にかかわる識字の力
  【コラム】魯迅『故郷』をネパール女子と読む
  どんどん増える学習者
  芋煮会でにこにこ
  学習者だった二人がそれぞれ結婚しました
  「これからどうする」を考える
  突然の引っ越し

第二章 二〇二五年春に開設される公立夜間中学との連携を模索
  行政の動きと「語る会」
  「公立夜間中学」とは
  【コラム】全国初! 沖縄に私立の夜間中学開校
  がんばれ愛知県教育委員会!
  国会議員連盟に現状を説明
  国会院内集会でアピール
  名古屋市の計画案、明らかに
  愛知県と名古屋市、夜間中学の当初予算案を公開
  名古屋市立、愛知県立夜間中学の生徒募集チラシできる
  名古屋市教育委員会と支援者らが懇談
  名古屋市教委、愛知県教委が夜間中学の説明会開く

第三章 地域とつながる
  学習者による英会話教室
  学習者とその家族のための地域防災教室
  「一歩の保健室」亀井克典先生のこと

第四章 全国の仲間と交流
  公立夜間中学の早急な設置を!
  先駆者としての札幌の夜間中学のこと
  「あってはならない、でもなくてはならない学校」について学ぶ
  公立夜間中学の授業とは 模擬授業を体験
  子どもの貧困について講師を招き勉強会を開催

 ◆一歩教室の外の動き
  「全夜中研」の活動と「教育機会確保法」まで
  公立・自主夜間中学への支援を国会議員らに訴えるシンポジウムを開催
  自主夜間中学の全国交流集会を開き公立夜間中学との連携を考える
  支援ボランティアの勉強会を開催

第五章 「なぜ私は一歩をつくったか」 笹山悦子先生インタビュー 

 おわりに
 付 記
 参考資料・夜間学校関連の略史

前書きなど

〈生まれた国が違っても、生まれた時代が違っても、親の事情が違っても、勉強したいと願う人がいるならば、その意欲をなんとか支えたいと私たちは思います。もって生まれた事情は違っていても、「わかった!」と喜ぶときの笑顔は同じように美しい。違いはありません。それぞれの違いを、努力を重ねて克服した先に、同じような笑顔が生まれる。なんと素晴らしいことでしょうか。一人一人の違いが偏見や差別に至るのではなく、お互いの違いを超えて認め合う、相互理解に至るように支えること。自主夜間中学の勉強の本当の目的は、そこにあると信じます。〉「おわりに」より

著者プロフィール

高橋 龍介  (タカハシ リュウスケ)  (著/文

高橋龍介(たかはし・りゅうすけ)
1960年 東京生まれ。筑波大学卒業。同大学大学院修士課程修了。毎日新聞記者。2021年から「愛知夜間中学を語る会 はじめの一歩教室」支援者

上記内容は本書刊行時のものです。