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一からわかる人類と日本人の起源
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年2月29日
- 登録日
- 2024年1月12日
- 最終更新日
- 2024年4月23日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2024-04-19 |
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紹介
ヒトはどこから来たのか――。
これまでの科学的学説を紹介し、現在定説化しているものを基本にしながら、人類学、遺伝学(分子人類学)の流れを整理。人類の誕生と進化の歴史、日本列島に渡来したホモ・サピエンスの活動などをわかりやすく解説する。
目次
はじめに
第一部 人類の起源
第一章 霊長類の誕生とダーウィンの挑戦
●第一節 ビッグバンから地球と人類の誕生まで
●第二節 ダーウィンの『種の起源』と進化論
●第三節 人類のアフリカ起源説と多地域進化説
●第四節 DNAと分子人類学の発展
第二章 人類の進化
●第一節 チンパンジーとの分岐と猿人の出現
●第二節 ホモ属の出現と原人、旧人
●第三節 ネアンデルタール人とデニソワ人
●第四節 アフリカでのホモ・サピエンス
第三章 出アフリカから世界への拡散
●第一節 ホモ・サピエンスの「出アフリカ」
●第二節 ユーラシア大陸への展開
●第三節 ホモ・サピエンスのオセアニアへの拡散
●第四節 最後の大陸・南北アメリカへ
第四章 古代農業革命と歴史時代への移行
●第一節 古代の農業革命
●第二節 農業革命と戦争・ゲノムの変化
●第三節 歴史時代のさまざまな変革と限界
●第四節 人類と言語について
第五章 今後の人類の課題
●第一節 自然現象と関連した課題
●第二節 植民地主義と核兵器の廃絶
●第三節 「人新世」の提起
第二部 日本人の起源
第一章 日本の後期旧石器時代
●旧石器時代の地理的、歴史的特徴
第二章 縄文時代の一万二〇〇〇年
●第一節 分子人類学からの視点
●第二節 縄文の名称と特徴、一万二〇〇〇年の長さ
●第三節 縄文人の衣食住確保と食生活
●第四節 縄文時代の主要な道具
●第五節 三内丸山遺跡、上野原遺跡などの事例
第三章 弥生時代の水田稲作と金属器など
●第一節 弥生時代の定義とDNAの変化
●第二節 階級社会の成立と戦争、金属器の普及
●第三節 琉球列島集団、北海道集団の成立と弥生時代
●第四節 崎谷満氏の「縄文主義」と「長江文化神話」批判
第四章 古墳時代から飛鳥時代へ
●第一節、古墳時代の王権確立と人口増加
●第二節 飛鳥時代の変化
第五章 日本の歴史時代を縦断する
●第一節 歴史時代の日本の「革命」
●第二節 日本史の時代区分について
●第三節 日本が直面した危機的事件
第六章 日本語の起源について
●第一節 日本語の起源についての代表的な説
●第二節 縄文語の探求と太平洋沿岸言語圏
●第三節 日本語の起源に関するさまざまな説
●第四節 最近の国際研究チームの発表
●第五節 日本語のルーツに関する今後の課題
第七章 日本人起源論の系譜
●第一節 明治初頭の外国人の「日本人起源論」
●第二節 大学アカデミーと日本人起源説
●第三節 分子人類学者らの「二重構造説」批判
第八章 今後の課題
おわりに
参考文献
■第一部コラム
宇宙~人類略史年表/チャールズ・ダーウィンの年譜/DNAのコンタミネーション/主な遺跡の発見年表/人類進化の系統表/ネアンデルタール人関連略史/虫歯の人類史/ヒトとチンパンジーの成長期間/英国のビルトダウン人事件/シルクロードと東西交流
■第二部コラム
沖縄で発見された主な旧石器時代遺跡/日本の五大火山爆発/アイヌ人と和人の戦いと近年の法的措置/太安万侶の墓
上記内容は本書刊行時のものです。