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増補改訂版 日本国憲法は「生き残った人類」の聖典
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2023年4月27日
- 登録日
- 2023年3月17日
- 最終更新日
- 2023年4月25日
紹介
ウクライナ侵攻の今、改めて日本国憲法の崇高さを考える。
九条の本質は世界を武装解除させたいとの意思にある!
目次
増補改訂版 刊行にあたって
はじめに
●生き残った人類の聖典は日本国憲法⁉
●憲法九条は空想か理想か
●憲法はこのままで!
●市民の生活感を政治に
●自民党憲法改正草案が思い描く国家
●どうしても、憲法改正すると言うのなら
●大きな歴史
●「尊厳の時代」にしてはならないこと、しなければならぬこと
●平和のための戦争
●「伝統的革新思想」とは
●歴史の進歩とは何か、そして「世直しの倫理と論理」
●日本国憲法は伝統的革新思想
●天皇象徴制は日本国憲法の創造か?
●神道の本流と神道思想
●変異としての国家神道
●政治の劣化を嘆く
むすび
前書きなど
日本国憲法前文(抜粋)
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
本書「むすび」より(抜粋)
日本国憲法九条はその誕生以来、二つの点が無理解のままとされていると思います。
一つ目は、「戦力不保持」は「あり得ない」「受け入れられない」「思想として分からない」という意味での無理解です。
二つ目は、日本だけの戦力不保持を宣言しているとの誤解です。
繰り返しになりますが、九条の本質は世界を武装解除させたいとの意思にあります。これが理解されていないままなのです。
上記内容は本書刊行時のものです。