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市民運動の本領
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2023年4月5日
- 登録日
- 2023年2月14日
- 最終更新日
- 2023年4月3日
紹介
市民運動のあるべき姿とは何か。その矜持とは。
「運動論」だけではなくその「精神」をも問う。
暴走する権力への異議申し立て行動とその質を多角的に考察する。
目次
はじめに
第一章 「主人公」としての市民――主権・矜持・抵抗・変革
1 ジョン・ロック〈抵抗権〉〈革命権〉回顧――現行「政治統治」の中で
2 地方自治と住民主権――市民運動と「公共性」
3 表現者の矜持と苦衷、そして市民は…
第二章 市民運動の本領――集団力・行動・批判・無私
4 高速道路拡幅への住環境改善要求運動――「公共圏」「公共性」の形成
5 尾瀬自然保護運動を回顧する(平野長靖没後五〇年)――市民運動が「学ぶ」もの
6 「庶民的政治批判」について――「諧謔精神」の効用と活用
7 「無名性」「匿名性」考――市民運動の「本領」に向けて
第三章 現行統治に抗して――その無体・独断・傲慢・不実・暴走
8 座談会・道路建設はなぜ止まらないか
9 将たらざる者と矜持なき者たちへの葬送曲――ポスト・コロナの「社会構築」を!
10 最高裁よお前もか!――辺野古裁判の上告審「不当判決」に接して
11 「政治妖怪」と「司法妖怪」を想う――「六月一五日」にあたって
12 コロナ関連法改正の強権発動――今必要なのは医療・検査体制の再構築
13 「暴走」政権――軍事大国化・原発回帰・経済安保法・学術会議介入…
第四章 憲法の基本理念に沿って――平和・民主・人権・自由・自治
14 緊急事態条項再考――香港での「緊急令」発動を契機に
15 学術会議問題――「知の世界」支配を狙う強権政治の再来
16 大坂なおみの「問題提起」を考える――人権思想の原点から
17 ロシアのウクライナ侵略に想う
第五章 芸術・文化を通して
18 女流能楽師の先駆者・津村紀三子に想う――能楽における「女性解放」
19 「欅坂46」の歌「不協和音」をめぐって――プロテストと歌
20 映画「鉄道員」余話――ネオレアリズモ、そしてポスト・コロナの表現者の出番!
21 『鬼滅の刃』現象をめぐって――全体主義風潮への「身構え」として
第六章 個別問題批判――「声明」「宣言」「投書」
22 [集会声明]練馬区のいちじるしい「行政民営化路線」に反対する!
23 [投書]原発規制基準の抜本的見直しを
24 [集会宣言]自民党改憲案を許さない!
25 [集会宣言]沖縄県民投票一周年記念連帯集会
26 [声明]辺野古新基地建設工事の再開に断固反対する!
27 [声明]菅政権の学術会議会員任命拒否は憲法・法律違反!
28 [声明]憲法改正国民投票法とその改正案に反対する
29 [集会声明]憲法改悪に反対する!
初出一覧
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。