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現代の理論2021秋号  - 同時代社
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現代の理論2021秋号 (ゲンダイノリロンニセンニジュウイチアキゴウ) 気候危機 私たちはタイタニック号の船長になるのか

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発行:同時代社
A5判
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-88683-908-4   COPY
ISBN 13
9784886839084   COPY
ISBN 10h
4-88683-908-8   COPY
ISBN 10
4886839088   COPY
出版者記号
88683   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年8月24日
最終更新日
2021年10月5日
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目次

特集1 気候危機に立ち向かう若者アクション
気候正義(ジャスティス)を大切に 
     小野りりあん(モデル・環境活動家)
音楽の力で気候危機を止めたい 
     田代マホ(クライメイトライブジャパン共同代表)
  静かに急速に拡大する市民運動の水脈に希望 
     横山隆美(350.org Japan)
  自治体議員共同宣言運動が始まった 
     坂井えつ子(小金井市議会議員)
  市民参加と自治で気候危機に立ち向かう 
     吉田ゆみこ(東京・生活者ネットワーク政策委員会環境部会長)
特集2 労協法成立と協同労働の新たな地平
  持続可能な社会に踏み出す労働者協同組合 
     栁澤敏勝(明治大学名誉教授)
  違いが織りなす協同労働 
     相良孝雄(協同総合研究所理事・事務局長)
  スペイン・カタルーニャ州の経験 
     廣田裕之(「つながりの経済」運営者)
  労働者自主生産運動の可能性 
     杉村めぐる(日本新聞労働組合連合政策書記)

 LGBT法案「与野党合意」は幻だったのか 
     石川大我(参議院議員)
 自衛隊が予測する日本への核攻撃 
     桜井宏之(軍事問題研究会代表)
 政治の衰弱と自民勝利の方程式 
     中野晃一(上智大学教授)
 ドイツの文化芸術担う-踊る公務員 
     徳橋菜生(ドイツ在住・コンテンポラリーダンサー)
 ゴジラの政治学 
     山口直樹(北京日本人学術交流会)
 なぜ日本には政権交代が定着しないのか(続) 
     平野貞夫(元参議院議員)
 靖國神社の憂鬱 
     内田雅敏(弁護士)
 バイデン政権「最初の100日」 
     鈴木直次(専修大学名誉教授)
 グラムシの西欧国家論の多元性 
     森田成也(大学非常勤講師)
 ウポポイ訪問・歴史記述の検証 
     西原智昭(国際野生生物保全協会研究員・星槎大学特任教授)
 なぜ、いま先住民族か 
     尾本惠市(東京大学名誉教授)
 正村公宏さんを偲ぶ・その理論と足跡(上) 
     小林良暢(グローバル産業雇用総合研究所所長・NPO経済分析研究会会員)

【口誅筆伐】原発推進は時代遅れの悪あがき 
     鎌田慧(ルポライター)
【話題の文学】社会を眺める文学という窓 
     尾張はじめ(葦牙の会)
【現代の非理論】「文化」と「文明」はどう違う? 
     松本仁一(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
【ドイツに暮らす】自分ごとの環境問題 
     フックス真理子(ドイツ在住)
【レキオからの便り】スンカン 
     河合民子(作家)
【沖縄・八重山ウオッチ】芥川賞作品に与那国を思う 
     松田良孝(ジャーナリスト)
【街から地域から議会から】人口減少時代を生き抜く過疎自治体の挑戦 
     都竹淳也(岐阜県飛騨市長)
【東洋医学こぼれ話(肆)】菊花について 
     大木一史(薬剤師・鍼灸師)
【感じる映画たち】民主主義が衆愚政治に墜ちないために 
     加田斎(日本大学芸術学部映画学科非常勤講師)
【私にも一言―読者のページ】コロナ・五輪そしてバイデン 
     首藤滋(労働者文学会)
    

前書きなど

〈「タイタニック号」というキーワードは横山隆美さんの論考にあります。豪華客船タイタニック号は「氷山アリ」との無線を受けながらも、そのまま氷山に衝突し沈没した。タイタニック号の船長・指揮団の危機管理の失敗であった。気候危機に直面し、私たちは進路変更に大きく舵を切り、破局回避への道を進むのかどうかの分岐点に立っている。日本政府・大企業のリーダーはやっと高速前進から減速前進で対応する選択をしめし、危機回避へ大胆に舵を切ることを拒んでいる。この危機管理の鈍感さはコロナ敗戦と指弾される状況と同じです。インタビューをして感じたことは若者たちとの危機切迫感の落差でした。それでも若者にはこの落差を軽々と乗り越え、気候危機を止めようという熱意がありました。ここには希望があります。「常識が非常識になり、非常識が常識になる」、そんな時代が始まっています。〉(『現代の理論』編集長・山田勝)

上記内容は本書刊行時のものです。