版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
生協の道 西村 一郎(著/文) - 同時代社
.
詳細画像 0

書店員向け情報

在庫ステータス

在庫あり

取次情報

取次: ト|ニ|楽天|中|JRC
直接取引: なし

生協の道 現場からのメッセージ

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:同時代社
四六判
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-88683-888-9   COPY
ISBN 13
9784886838889   COPY
ISBN 10h
4-88683-888-X   COPY
ISBN 10
488683888X   COPY
出版者記号
88683   COPY
 
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年11月20日
書店発売日
登録日
2020年10月22日
最終更新日
2020年11月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

生協に絶対正しい一つの道があるわけではない!
協同組合の理念をふまえつつも、
時代の変化に柔軟に対応しながら存続する道を模索する
生協人たちの熱い想いと実践事例を紹介。

目次

はじめに

第1章 生協の実践 
 ①商品で地域活性化を支援   コープおきなわ 
 ②地元の商品にこだわって   こうち生協
 ③障がい者に寄り添って歩む  エフコープ
 ④共生社会をめざし      パルシステムグループ
 ⑤一人ひとりがその人らしく  生活クラブ風の村
 ⑥広島で平和を考える     生協ひろしま、他
 ⑦心の輪をひろげよう     東都生協、他
 ⑧未来ハ我等のものな里    全国大学生協連
 ⑨地域社会に向き合って70年  千葉県生協連
 ⑩コンビニ業態への挑戦     みやぎ生協

第2章 復興支援
 ①阪神・淡路大震災から20 年  コープこうべ、日本生協連
 ②避難者をひとりぼっちにさせない  生活クラブ生協連合会、パルシステム連合会、コープ自然派、他
 ③療福祉生協ならではの被災地支援活動   医療福祉生協連
 ④家族を守る! 減災セミナー       東京都生協連

第3章 仕事・働き
 ①ミニコープで楽しく働く   さいたまコープ(現コープみらい)
 ②協同による仕事や地域の見直し  福岡県生協連、他
 ③協同の力で働く場の創造   東京ワーカーズ・コレクティブ
 ④働きがいのある人間らしい仕事めざし 第97回国際協同組合デー 日本協同組合連携機構(JCA)
 ⑤年商40億円ネット率2.5%の店めざし   いわて生協

第4章 生協を考える
 ①種子法廃止とこれからの日本の農業を考える 
 ②生協産直を考える
 ③生協と地域づくり 組合員リーダーの役割は  青森県生協連
 ④生協と生協人の在り方を考える
 ⑤ドラッカーとフランクルの思想も生協に
 ⑥生協の産直と生産者への期待
 ⑦生協らしさを考える
 ⑧コロナと生協を考える1 中長期の見通しも
 ⑨コロナと生協を考える2 原点の再確認

第5章 伝言
 ①死んだはずの命を生協で燃やし  高橋忠信さん
 ②自らに内在する伸びゆく力を信じ   横関武さん
 ③ヒューマンケアを大切にする生協へ     野尻武敏さん
 ④生協は国民の権利と平和を守るとりでに    岩佐幹三さん
 ⑤食と農と平和にこだわって     宮村光重さん
 ⑥平和とよりよい生活のために    斎藤嘉璋さん、下山保さん
 ⑦楽しくなければ生協ではない    大藏律子さん
 ⑧友愛にもとづく協同社会を         野原敏雄さん
 ⑨平和と暮らしのために           高橋晴雄さん
 ⑩命・健康・平和を求め           謝花悦子さん
 ⑪生協で大切にした生活者目線を地域社会にも 立川百恵さん
 ⑫生協における働き方を考え続け       兵藤釗さん

 これからもご一緒に   西村一郎
 資料 「生協は今」全リスト

前書きなど

「…これまで生協が歩んできた道は、けっして平坦で真っすぐではなく、時期や地域などによって多様であった。県内の世帯組織率が七五%にも発展した「みやぎ生協」もあれば、練馬生協や釧路生協など残念ながら維持できなくなり解散した生協もいくつかある。
 人生には「三つの坂」があるとよく譬える。上り坂もあれば下り坂もあるし、ときには落とし穴のような「まさか」もある。生協に引き付ければ、コツコツと地道に多くは坂を上っているが、じわじわと下り坂となっている生協も中にあれば、時には大地震やコロナ禍などのような「まさか」に出会い、経営を大きく変更することもある。さらには同じ坂道でも、どれほどの速度で歩くのかも時と場合によって異なる。
 別の表現をすれば生協に絶対正しい一つの道があるわけでなく、多様に変化する環境の中でいくつもの異なる道がある。
 世界や日本や地域社会が、コロナや異常気象などもあってこれからも大きく変化する。実態経済と大きく乖離した金融資産の動向もある。そうした多彩な影響を受け、生協の歩む道は協同組合の理念をふまえつつも必要に応じて変化させ存続していくことだろう。
 このため何より大切なのは原点回帰と動向把握であり、働く全員の知恵と力による協同だと私は考える。経営が破綻した生協に共通するのは力不足のトップによる放漫経営であり、あわせてそれを許した理事会や職員集団にも責任はあるだろう。このため生協を維持し発展させるためには、トップだけでなく働く全員が原点回帰と動向把握を忘れないことである。
 ところで原点回帰と動向把握は、民主性と迅速性や安心・安全性と合理・経済性のように、ときには対立することもある。そうした矛盾の中においても、組合員のため生協は事業を継続していくことが求められており、抽象的な理論よりも多彩な実践に学ぶと、想定外の多い混沌とした状況が続く今日ではより効果的だろう。
 また生協の独自性としては、行政や大企業に依拠する要求追究型ではなく、仲間との協同で対応する要求実現型の活動スタイルがあり、個人の主体性が何より求められている。
 そのためこの実践事例本は、生協でがんばる職員や組合員理事さんたち、さらには生協産直などに関わる生産者などにも読んでいただき、全体の多様な動きの中で自らの役割を考え実践するヒントになれば嬉しい」(「はじめに」より)

著者プロフィール

西村 一郎  (ニシムラ イチロウ)  (著/文

1949年4 月29日 高知県生まれ。 2010年 公益財団法人生協総合研究所を定年退職。その後はジャーナリスト。 2012年 平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞。 所属 被爆ハマユウ・クラブ 日本科学者会議 著書 『協同っていいかも』合同出版 2011年、『悲しみを乗りこえて共に歩もう』合同出版 2012年、『被災地につなげる笑顔』日本生協連出版部 2012年、『3・11忘れない、伝える、続ける、つなげる』日本生協連出版部 2013年、『福島の子ども保養』合同出版 2014年、『宮城・食の復興』生活文化社 2014年、『協同の力でいのち輝け』合同出版 2015年、『愛とヒューマンのコンサート』合同出版 2016年、他多数。

上記内容は本書刊行時のものです。