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不当逮捕 林 克明(著) - 同時代社
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不当逮捕 築地警察交通取締りの罠

発行:同時代社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ18mm
重さ 320g
264ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-88683-829-2
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年12月
書店発売日
登録日
2017年12月26日
最終更新日
2017年12月26日
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紹介

こうして、警察は冤罪をでっち上げる――。
駐車違反をめぐる警官とのささいな口論から、
夫は公務執行妨害で逮捕、19日間の勾留。
妻は真実を明らかにするために目撃者探しに奔走する――。
突然、「犯罪者」にでっち上げられた夫と無念を晴らそうとする妻が、
9年余りにおよぶ国家賠償訴訟で真実を明らかにするまでのドキュメント。

目次

はじめに
 築地事件現場の概略図
 事件の概要と主な登場人物

第1章 事件の朝――二つのシナリオ
 ◇放置車両は放任して発車しようとする車を取り締まる
 ◇感情的な対応をした交通巡査・高橋眞知子
 ◇「ウチで調べるから」と目撃証言を警察官が拒否
 ◇警察が描いた驚愕のシナリオ
 ◇左右の手をL字に曲げて両肘で交互に警察官の胸付近を暴行?
 ◇変わる暴行の方向・態様・場面
 ◇「左手」負傷が翌日には「右手」に変わる


第2章 真実――夫婦が語る事件
 ◇〝ならず者〟にされた夫婦
 ◇妻・月恵の話
 ◇女性警察官との遭遇
 ◇「法定禁止エリアだ」と仁王立ちの高橋眞知子巡査
 ◇夫・進の話
 ◇乗用車だが仕入れに使っていると証拠を示す
 ◇「謝りもしないで、今日は絶対行かせない!」と叫ぶ警察官
 ◇運転席ドアをはさんで口論、そして不当逮捕


第3章  築地署の取調べに抵抗する妻
 ◇連れて行かれたのは組織犯罪対策課
 ◇夫・進に対する取調べ
 ◇妻は見たことを正確に話した
 ◇「水だの何だのってうるさいよ」と取調官
 ◇刑事が謎の電話?
 ◇馬鹿野郎! お前の旦那が暴行しただろう
 ◇「今回、警察は取締りを行う意思は無かった」
 ◇初日に3人の目撃者が現れる
 ◇19日間も留置場に拘束
 

第4章 塀の内側と外側――釈放までの19日間
 ◇警察官に顔を近づけ「後ろの車をやれ」と怒鳴った?!
 ◇理由もなく市民を長期勾留
 ◇妻の悔恨
 ◇「両肘で胸を突く暴行」から「ドアで警官の手を挟んだ」へ
 ◇現場検証で微妙な表情を見せた捜査官
 ◇妻は証言する――10月24日の検事調べ
 ◇虚偽自白
 

第5章 被告都、被告国の証拠秘匿と闘う夫婦
 ◇釈放の翌日から闘いの準備
 ◇妻 19日間に体重激減!
 ◇裁判所・検察・警察を相手に国家賠償請求訴訟
 ◇被告都・国はほぼ全面的に否認
 ◇裁判は警察と検察による証拠秘匿との闘い
 ◇開示された5つの文書
 

第6章 全面対決の証人尋問、9つの謎
 ◇4人の目撃者の証人尋問を拒絶する真意?
 ◇法廷で弁護士の反対尋問にとまどう警察官たち
 

第7章 怒りの目撃者たち――膠着する裁判
 ◇警察官1人の証言と一般人100人の証言は対等?
 ◇左手負傷のはずが右手負傷になっていた
 ◇運転しない二本松進が車で逃走をはかった?
 ◇現場写真など重要証拠類は隠蔽されたまま
 ◇なぜ目撃者の証人尋問を認めないのか。裁判官忌避へ
 ◇一連の築地警察署犯罪を告訴
 

第8章 苦い勝利――一般人が警察に勝った!
 ◇危機一髪で、審理終結を阻止
 ◇一般人が勝った!
 ◇高橋眞知子、渡邊すみ子両警察官の供述・陳述・証言は信用性ゼロ
 ◇ 残された課題:築地署と検察・裁判官の責任は?
 ◇渾身の一文 なぜ控訴せざるを得なかったのか
 ◇現場の警察官だけに〝罪〟を被せる
 ◇一市民に勝利をもたらした5つの要因
 

本書刊行に寄せて     二本松進

版元から一言

なぜお寿司屋さん夫婦が警察に勝てたのか!

職務質問や理不尽な交通取締りに怒った経験ありますか?
全ドライバー必読 明日は我が身ではなく、今この瞬間に我が身⇒警察官の供述が全部ウソだと分るまでの9年1か月

著者プロフィール

林 克明  (ハヤシ マサアキ)  (

ジャーナリスト。業界誌、週刊誌記者を経てフリーに。チェチェン戦争のルポ『カフカスの小さな国』で第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞、『ジャーナリストの誕生』で第9回週刊金曜日ルポルタージュ大賞受賞。最近は労働問題、国賠訴訟、大学内身分差別などを取材している。著書に『秘密保護法 社会はどう変わるのか』(共著、集英社新書)、『ブラック大学早稲田』(同時代社)、『トヨタの闇』(共著、ちくま文庫)、写真集『チェチェン 屈せざる人々』(岩波書
店)、『チェチェンで何が起こっているのか』、『プーチン政権の闇』(以上、高文研)、『フジテレビ凋落の全内幕』(共著、宝島社)などがある。ブログ『平成暗黒日記』、ツイッター@hayashimasaaki、フェイスブック「林克明」

上記内容は本書刊行時のものです。