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ト・日 書店
直接取引:なし
対外軍用秘密地図のための潜入盗測 3
外邦測量・村上手帳の研究 村上千代吉の測図活動外邦測量の実際 中
発行:同時代社
A5判
514ページ
並製
定価
5,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年10月
- 書店発売日
- 2014年10月1日
- 登録日
- 2015年5月20日
- 最終更新日
- 2015年5月20日
紹介
「国際協調」がうたわれた戦間期、大陸の奥深く、侵略への策謀はうごめく。
陸軍の岡村寧次といえば、慰安婦制度の創設者として知られる。その岡村は上海駐在当時、手帳の主を頻々と訪ねている。秘密測量への軍の強い意向がうかがわれるが、それだけに任務は一層きびしく過酷だった。旅寝に亡児をおもい、中国の寒村にみる一家団欒に、「一等国民」たる自分の不幸をかこつ。手帳には盗測者の孤独な姿がある。
加納実紀代氏(女性史研究者)
目次
第一章 第一次大戦 山東占領と臨時測図班 一九一四年末―一五年初
第二章 一九一五年から一九一七年にかけての外邦測量
第三章 ロシア労農一〇月革命と一九一八年度外邦測量
第四章 シベリア出兵 二つの臨時測図部を編成・派遣
第五章 シベリア出兵と外邦測量
第六章 一九二〇年度華北地方測量 二一年 間島出撃時の間島地方測量
第七章 外務省の猛反対をかわした禁じ手 参謀本部の姑息なやり口 一九二一年度
第八章 ワシントン体制と外邦測量 外務省との対立の深まり
第九章 江浙戦争――第二次奉直戦争と一九二四年度測量
第一〇章 一九二五年度は江蘇・安徽・湖北などの測図をぎりぎり続ける
前書きなど
「国際協調」がうたわれた戦間期、大陸の奥深く、侵略への策謀はうごめく。
上記内容は本書刊行時のものです。