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青木進々 アウシュヴィッツを伝える一篇の詩
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年7月
- 書店発売日
- 2013年7月1日
- 登録日
- 2015年5月20日
- 最終更新日
- 2015年5月20日
紹介
青木進々没後10年余。
次の世代のためにアウシュヴィッツの蛮行を「心に刻み」伝えた彼の実践は現在にこそ求められるのではないか。
「戦争や人権問題に無関心や無知であることは敵である。
完成された管理社会の中で、私たちはゆるやかにジェノサイドの方向にまとめられているのではないだろうか。或いは、無意識の内に次の世代の命に攻撃を加えるような加害者の側に立っているのではないだろうか。アウシュヴィッツの持つ意味はさまざまな問題を私たちに問いかける」(青木進々)
〈アドルノは、「アウシュヴィッツ以後」、教育への「最優先の要請」はアウシュヴィッツを繰り返すなということであり、その領域としては「幼年時代初期」における教育と一般的な啓蒙(啓蒙の弁証法)であると提起した。そして、これを青木さんは日本で実践したのである〉(本文「青木進々とは何者か?」より)
目次
青木進々とは何者か? 山田正行
青木進々――アウシュヴィッツを伝える一篇の詩
子どもの目に映った戦争――第二次大戦下のポーランドの子どもの絵
アウシュヴィッツに続くもの(芦屋展)
アウシュヴィッツと現代(高崎展)
アウシュヴィッツ~子どもたちへ
あいさつ(下関展)
感想文集発行によせて(本庄展)
感想文集発刊によせて(弘前展)
ボランティアのみなさんへ(青森県南展)
全国事務局より 報告集の発行によせて(仙台展)
青木進々氏の「創造する意志」による生き方
――デザイナーから平和運動家への変身 田中賢作
前書きなど
「戦争や人権問題に無関心や無知であることは敵である」アウシュヴィッツを心に刻み伝えた実践の記録。
上記内容は本書刊行時のものです。