書店員向け情報 HELP
転換期の博物館経営
指定管理者制度・独立行政法人の検証と展望
- 初版年月日
- 2020年4月22日
- 書店発売日
- 2020年4月25日
- 登録日
- 2020年2月26日
- 最終更新日
- 2020年4月4日
紹介
指定管理者制度を導入して博物館は何が変わったのか。その実状と課題を明らかにし、これからの時代の博物館経営について提言する。
目次
第1章 指定管理者制度と博物館の動向
第2章 NPO指定管理館の事例
1.地域の宝となる青函連絡船博物館をめざす[函館市青函連絡船記念館摩周丸]
2.昭和初期のお屋敷を活用した芸術文化施設[砂丘館]
3.地域の自然・人とともに歩む博物館[高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)]
4.古代の遺産を護って情報発信[荒神谷博物館]
第3章 企業指定管理館の事例
1.市民・地域・企業と協働する科学館[多摩六都科学館]
2.官民協働で取り組む博物館運営[愛媛県歴史文化博物館]
3.新しい観光名所の創成へ[長崎歴史文化博物館]
第4章 財団法人(公設)指定管理館の事例
1.北の大地の歴史と生活文化を未来へ[野外博物館 北海道開拓の村]
2.国際港湾都市・横浜の美術振興と美術館―その過去・現在・未来―[横浜美術館]
3.多彩な文化・社会教育施設を運営する[大垣市文化事業団]
4.城郭と考古をテーマとするフィールドミュージアムの拠点[滋賀県立安土城考古博物館]
5.大名家資料の調査研究・公開と地域連携[高知県立高知城歴史博物館]
第5章 独立行政法人による博物館経営
1.東京国立博物館
2.国立科学博物館
3.地方独立行政法人―大阪市における地方独立行政法人化を例として―
第6章 博物館経営各論
1.博物館行政と博物館経営
2.インバウンド観光と博物館
3.博物館と地域コミュニティの連携―学びのネットワーク形成をめざして―
4.大阪市における動物園の経営形態に関する議論
5.市民参加と博物館経営
6.博物館評価と博物館経営
7.指定管理者制度下における公立博物館の外部資金調達
第7章 博物館経営の展望
上記内容は本書刊行時のものです。