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児童図書館の先駆者たち――アメリカ・日本 張替惠子(著/文) - 東京子ども図書館
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児童図書館の先駆者たち――アメリカ・日本 (ジドウトショカンノセンクシャタチーーアメリカニホン)

社会一般
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B6判
縦182mm 横128mm 厚さ5mm
重さ 98g
96ページ
定価 800円+税
ISBN
978-4-88569-229-1   COPY
ISBN 13
9784885692291   COPY
ISBN 10h
4-88569-229-6   COPY
ISBN 10
4885692296   COPY
出版者記号
88569   COPY
Cコード
C3000  
3:専門 0:単行本 00:総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年5月6日
書店発売日
登録日
2021年4月15日
最終更新日
2021年4月15日
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紹介

―子どものための図書館はこうして始まった―
東京子ども図書館の機関誌「こどもとしょかん」バックナンバーより、日米児童図書館の黎明期に関する評論2編を収載。
・アメリカ児童図書館の先達 張替惠子
19世紀末~20世紀初頭はアメリカ公共図書館児童サービスの発展期だった。これを支えたのは高等教育を受け社会進出した女性図書館員たち。中でも抜きん出た活躍をした2人に焦点を当てる。
・日本児童図書館の黎明期 内藤直子、加藤節子
明治時代初めに、欧米視察や留学を機に近代的な図書館活動や理念にふれ、日本の児童サービスを推し進めた男性3人を取りあげる。
子どもに本を手渡すことに情熱を傾けた、先駆者たちの精神にふれる一冊。
巻末に当館所蔵の関連文献の一覧付き。

子どものための図書館は、いつ、どのようにして始まったのでしょう。このことを探るために、東京子ども図書館では今から二十五年ほど前、職員研修の一端として、日米の文献資料を読み合う機会をもちました。その成果は機関誌「こどもとしょかん」77号と78号の評論で発表しました。
その後、「子どもの図書館講座」や「初級研修プログラム」などで、児童図書館サービスの発展について講義することが度々あり、評論コピーも参考資料にあげてきました。
この度、ブックレットの形で広く手に取っていただけるようになったのは、ほんとうにうれしいことです。刊行にあたり、関連資料の紹介を充実させ、読みやすさに配慮し、一部表記も改めました。
子どもの読書のために情熱を傾けた先達の献身をただ〝過去の偉業〟とするのではなく、そこから力を得て、日々の仕事や活動に生かしてくださったら幸いです。(まえがきより 張替惠子)

目次

〇アメリカ児童図書館の先達―ヤグッシュさんの論文から 張替惠子
〇日本児童図書館の黎明期  内藤直子 加藤節子
〇文献拾い読み
〇日本の児童図書館のあゆみ
〇執筆者紹介
〇関連文献リスト

著者プロフィール

張替惠子  (ハリカエケイコ)  (著/文

東京都日野市立図書館勤務を経て、1993年より東京子ども図書館職員。2015年6月同館理事長に就任。武蔵野大学非常勤講師。共著に『児童図書館サービス論』(理想社)、訳書に『ブータレとゆかいなマンモス』(学習研究社)、『図書館に児童室ができた日』(徳間書店)等。

内藤直子  (ナイトウナオコ)  (著/文

東京都立図書館、清瀬市立図書館勤務を経た後、1995年より東京子ども図書館職員。東京子ども図書館お話の講習会・子どもの図書館講座等の講師。国立音楽大学、新潟大学等で非常勤講師を務めた。共著に『児童図書館サービス』1、2(日本図書館協会)。

加藤節子  (カトウセツコ)  (著/文

東京都品川区立図書館で児童室勤務を経た後、1990年より東京子ども図書館職員。東京子ども図書館お話の講習会・子どもの図書館講座等の講師。現在編纂中の『お話のリスト2』の編集責任者を務める。日本図書館協会児童図書館員養成専門講座「ストーリーテリング」講師。

上記内容は本書刊行時のものです。