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教育のオルタナティブ
〈ホリスティック教育/ケア〉研究のために
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2022年3月20日
- 書店発売日
- 2022年4月1日
- 登録日
- 2022年3月7日
- 最終更新日
- 2023年8月25日
目次
第Ⅰ部 オルタナティブな教育――別様の可能性からの問いかけ
第一章 「オルタナティブ」の三つの意味合い―日本のオルタナティブ教育の動向
【時評】「普通教育機会確保法」の理念を現実に活かそう――現職教員の声とともに
第二章 オルタナティブ教育の法制化をめぐって―教育機会を確保するもう一つの法制度
【時評】新型コロナ対応が加速する学び方のシフト――履修主義から習得主義へ
第三章 シュタイナーのホリスティックな人間観と教育観―独自理念型オルタナティブ学校の範例
【時評】「日本型学校教育」と多様な教育機会の確保――<個別最適な学び>と<協働的な学び>
第四章 シュタイナー学校の教育現実から―ブーバーの対話哲学で読み解く
【時評】国連・ユネスコのSDGs/ESD推進の拠点校づくり――公教育校とオルタナティブ校の協働へ
第Ⅱ部 教育のオルタナティブ――超越性をめぐる問い
第五章 教育のパラドクスから「もうひとつの世界」へ―村井実の「〈善さ〉の教育学」より
【コラム】闇の中で待ち望む光――アドベントと一陽来復
第六章 教育的日常のなかに働くスピリチュアリティ―ブーバーの「対話の生涯」に学ぶ
【コラム】「一即一切」のありがたさ――東大寺二月堂「修二会」に寄せて
第七章 別様の他者との「対話」の(不)可能性―井筒俊彦を補助線としたブーバー
【コラム】古と今が響きあう時空――室生・芸術の森での言舞劇
第八章 人類史的な問いとしての「ケア」―「教育」概念を外部へ開く新たな地平
【コラム】人と大地に支えられて――ケア・コミュニティでの結婚式
結章 〈ホリスティック教育/ケア〉研究のために
前書きなど
本書は、日本のオルタナティブ教育をめぐる現実、その学校づくりや法制化運動に参画しつつ、教育(学)のオルタナティブな志向を、超越性をめぐる問いにまで深めて探求してきた研究を編んだものである。これによって、ホリスティックな教育とケアに関する研究にも、寄与できるのではないかと目論んでいる。(「はしがき」より)
上記内容は本書刊行時のものです。