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大阪空襲訴訟は何を残したのか 矢野 宏(著/文) - せせらぎ出版
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大阪空襲訴訟は何を残したのか 伝えたい、次世代に

A5判
61ページ
並製
定価 648円+税
ISBN
978-4-88416-244-3
Cコード
C0032
一般 単行本 法律
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年8月
書店発売日
登録日
2015年7月28日
最終更新日
2018年2月23日
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書評掲載情報

2016-01-17 毎日新聞

紹介

本書は、大阪の空襲被災者が提訴に至るまでを追った『大阪空襲訴訟を知っていますか』、提訴から一審判決までの闘いを記した『空襲被害はなぜ国の責任か』に続く第3弾で、一審判決から最高裁で上告が棄却されるまでの総括編。
敗訴したとはいえ、この裁判で得たものは何だったのか。
戦時中の国策の問題点を明らかにした判決の内容を詳しく解説。
再び戦争被害で苦しむ人が生まれないようにという原告の願いをこめた闘いの記録。

目次

はじめに 

第1章 届かなかった空襲被災者の訴え
 上告棄却
 集団提訴までの道のり
 空襲の記憶はないが……
 不当判決
 審理2回で結審
 「全国空襲連・大阪」として

第2章 原告は何を訴えたか
 思いを伝える最終弁論
 せめてもの願い
 なぜ日本政府を訴えるのか
 戦後補償の「三つの壁」
 あと一歩での敗訴―無意味ではなかった

第3章 戦時中の国策を問う判決
 戦争損害受忍論は採用しない―最高裁判例を修正
 防空法―逃げずに火を消せ
 情報統制と安全神話、相互監視
 疎開は禁止/防空壕は床下に
 「多大な労苦」を認定

あとがき
【資料】「大阪空襲訴訟」関連年表

著者プロフィール

矢野 宏  (ヤノ ヒロシ)  (著/文

1959年生まれ。新聞記者、黒田ジャーナル記者を経て、2005年から「新聞うずみ火」代表。
いくつかのテレビ番組で「ブレーン」をつとめ、ラジオのコメンテーターとしてニュースをわかりやすく解説してきた。2002年から2015年まで関西大学非常勤講師として「マスコミ文章実習」の講義を担当。2014年には「平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞受賞。
大阪空襲訴訟では、支える会の代表として、ブックレット『大阪空襲訴訟を知っていますか』『空襲被害はなぜ国の責任か』(いずれも「せせらぎ出版」)を出し、映像でわかりやすく伝えるDVD『大阪空襲訴訟』も制作した。
主な著書に『関西電力と原発』(高橋宏と共著、西日本出版)のほか、神戸連続児童殺傷事件の遺族、山下京子さんらにインタビューした『絶望のなかに希望を拓くとき』(女子パウロ会)など多数。

大前 治  (オオマエ オサム)  (著/文

1970年生まれ。弁護士。鉄道会社勤務を経て、2000年に司法試験合格。市民が直面する法律問題の解決に取り組み、特に労働事件、刑事事件、消費者事件を多く手掛ける。
自衛隊イラク派兵違憲訴訟、大阪市思想調査アンケート国賠訴訟の弁護団に参加し、憲法課題に取り組む。青年法律家協会大阪支部事務局長などを歴任。2015年6月から日本弁護士連合会立法対策センター事務局次長。
大阪空襲訴訟では、戦時中の国策の解明を担当。各地での取材調査や国立公文書館での資料収集を行い、その成果を水島朝穂教授(早稲田大学)との共著『検証 防空法――空襲下で禁じられた避難』(法律文化社)にまとめた。

上記内容は本書刊行時のものです。