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「世界内戦」とわずかな希望 : 伊藤計劃・SF・現代文学
縦190mm
319ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年11月
- 登録日
- 2016年9月6日
- 最終更新日
- 2016年9月6日
紹介
社会現象を起こした天才・伊藤計劃の「死」へ、最も早く、最も鋭敏に応答した批評を発表し、第5回日本SF評論賞優秀賞を受賞した岡和田晃。その受賞から2013年までの間に発表された批評を「伊藤計劃、SF、世界文学」の3つの柱でまとめた、80年代生まれ、博覧強記を地で行く若き論客の初の批評集!!
目次
第1部 「伊藤計劃以後」の現代SF-伊藤計劃、仁木稔、樺山三英、八杉将司、宮内悠介(書評『虐殺器官』
「世界内戦」とわずかな希望-伊藤計劃『虐殺器官』へ向き合うために
受賞の言葉 ほか)
第2部 スペキュレイティヴ・フィクションンの可能性(書評『X電車で行こう』
増田まもるインタビュウ-日本で最も危険な"耽美と残虐の"翻訳家
書評『都市のドラマトゥルギー』 ほか)
第3部 世界文学のニューウェーブ(言葉が紡いだ「死」の舞踊-佐藤亜紀『ミノタウロス』解説
神話的人物の生きる「場所」-『双頭のバビロン』×『ウィトゲンシュタインのウィーン』
「思想」と「エロス」を分かつもの-歴史の表層と『醜聞の作法』 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。