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世に資する 信号電材株式会社の50年 糸永 康平(著) - 石風社
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世に資する 信号電材株式会社の50年 (ヨニシスル シンゴウデンザイカブシキガイシャノゴジュウネン)

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発行:石風社
A5判
上製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-88344-321-5   COPY
ISBN 13
9784883443215   COPY
ISBN 10h
4-88344-321-3   COPY
ISBN 10
4883443213   COPY
出版者記号
88344   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2023年6月28日
最終更新日
2023年7月26日
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紹介

交通信号は
誰が
作っているか
知っていますか?

交通信号機はなぜできたのか?
理由はシンプルである。
交通事故を防ぐためにできたのである。
とは言っても、最初にできたのは車のためではない。
馬車による事故を防ぐために1868年(明治元年)にロンドンで設置されたのが世界最初といわれる。
日本には1919年(大正8年)、手動式の信号機が設置された。
しかし交通整理の初めは警察官の「挙手」による手信号である。
次いで信号機が設置され、ススメ、トマレ、と記された手動の「標版」になった。
しかし民衆の理解が進まず却って混乱し、手信号に戻したりしたという。
車や路面電車の増加とともに自動式の信号機に変わってゆくが、
昭和30年代は、交差点での手信号がまだまだ幅をきかせていた。
信号機の役割は、まず歩行者の安全を守ることだが、
モータリゼーションの発展とともに、いかに車の流れをスムーズにして、
交通事故を防止するかということに注力されるようになった。
交通信号は今や空気のような存在だが、
車社会においては、市民の「安全安心」を守るための必須のインフラである。

参考・「交通信号50年史」(交通管制施設協会 昭和五〇年)

目次

   はじめに 

第1章 「大牟田のしんごう屋」信号電材の50年 代表取締役社長 糸永康平
 I 元祖しんごう屋「世に資するものを創り続けて」 
 
 Ⅱ 二代目社長 糸永一平の時代 21~33期(1992~2004年:13期)
 
 Ⅲ 三代目  康平社長の時代 35期~50期(2005年~2020年:15 期)  

第2章 50年を振り返って 
 1 創業50年、BOX製品の開発と開拓史 会長 糸永一平  
 2 物を売る前に己を売れ  OB 佐野米實  
 3 試行錯誤の信号柱(ポール)  荒尾事業所 西本和生 
 4 西日対策灯器の開発  技術部 興梠政広 
 5 名誉会長のDNA OB 塚本敏樹 
 6 信号灯器のLED化 技術部  秋永良典 

第3章 灯器とボックスとポールの製造工程
    工場見学 信号機製造の全工程 信号機ができるまで

第4章 50年を基点に、これからの信号電材について
  1 「すすむをつくる。」の実践 技術部 部門長 東川望 
  2 当社オリジナルの生産方式の確立 製造部 部門長 遠藤剛 
  3 強靭にパワーアップ 購買部 部門長 石塚雅晴 
  4 品質に対する妥協のない取り組み 品質保証部 部門長 橋村忠司 
  5 古き良きものを残し、新しいものにチャレンジ 営業部 部門長 宮川孝典 
  6 会社を内側から強くする  管理部 部門長 清川啓太 

第5章 信号電材の伝統と未来 対談:糸永康平(代表取締役社長) 東川望(専務)
      社員一同が「安全安心」を軸とし能動的に働ける会社に

    創業50年は、転換点    初代は改革派、後継は保守 
    足は大牟田、目は中央    異質な人材でアルミ灯器 
    初めは、何も期待せず入社    西日対策灯器、それは一つの事件 
    各県で仕様が違う    LED灯器開発は大きな階段   LEDも西日仕様 
    他社がやらないことをやる    国内感覚だけでは楽しくない 
    仕事と社会的な意味が重なる    大量受注と危機的施行問題
    LEDの量産化と減灯問題    チャレンジ精神と安全安心
    信号事業と照明事業    モータリゼーションの進化と信号
    交通信号の多機能化    受身から能動的な人材に変える 
    新旧のメンバーと共に新たな会社を 

   50年誌資料編 

   あとがき

著者プロフィール

糸永 康平  (イトナガ コウヘイ)  (

1955年福岡県大牟田市に生まれる。

1979年長崎総合科学大学卒業、

信号電材株式会社に入社。

1992年専務取締役、2005年から

信号電材株式会社代表取締役社長。

SD Lighting株式会社社長を兼務

上記内容は本書刊行時のものです。