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瀬戸内純情スクリーン 帰来 雅基(著) - サンライズ出版
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瀬戸内純情スクリーン (セトウチジュンジョウスクリーン) 映画は夢のワンダーランド (エイガハユメノワンダーランド)

趣味・実用
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四六判
304ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-88325-705-8   COPY
ISBN 13
9784883257058   COPY
ISBN 10h
4-88325-705-3   COPY
ISBN 10
4883257053   COPY
出版者記号
88325   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年1月1日
書店発売日
登録日
2020年10月31日
最終更新日
2020年12月21日
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紹介

 映画好きの両親の元、幼い頃から映画にハマった著者は「ベンハー」を見た翌日から映画ノートを書き続けた。初恋の彼女と映画を見に行ったこと、山口百恵の「伊豆の踊子」一般オーディションに応募書類を送ったことなど、本を読みつつ、読者自身の思い出がよみがえってくるのも不思議。
 小説『赤い刺青の男』の映画化とロケ誘致のため「007を香川に呼ぶ会」の事務局長として奔走したこと、処女作『高松純情シネマ』が「さぬき映画祭」コンテストで映画化された時には、監督が高嶋弘、主人公の母親役が女優 高畑淳子と高松高校時代の同級生が多く関わったという絆の強さも語られている。 
 仕事の傍らパーソナリティとして出演しているエフエム香川の「勝手にシネマニア」は26年目の現在も続行中。昭和30年後半からの思い出の映画を当時の出来事とともに綴られており、映画好きでなくても60代世代は楽しめる一冊。

目次

1番スクリーン あの時君は若かった
映画マニアの「ルーツ」を探して
八百屋の店先にハリウッドの夢
1972早春ラプソディ
初恋は永遠の片思い
何をさておいても映画が一番
アイドルも政治もエンタテインメント

2番スクリーン あなたたちに会えて幸せです
「高倉健」という伝説
わかっちゃいるけどお呼びでない?
マイ・フェア・オードリー
キューブリックとの長い旅
わが心の松田優作
世界一カッコいい醜男
「男」の映画で人生を学ぶ
いつまでも時をかけるオジさん

3番スクリーン 映画は夢のワンダーランド
ハマちゃんはスーパーサラリーマン?
お~い、寅さ~ん!
怖くて不思議な世界へようこそ
元・宇宙少年の果てしない夢
007は「大人の男」の番号
バラ色の未来、信じてますか?
同級生「ゴジラ」からのエール
戦争を知らない子供たち
素晴らしきベストセレクション

4番スクリーン 大切な事は全て映画館で学んだ
ラジオパーソナリティー誕生!
プロフェッショナルな人たちとの出会い
素晴らしきコレクター人生
進化する映画鑑賞方法
ジェームズ・ボンド、直島に立つ!?
ほっこまいたちの「ほっこまい」
映画とファミリーヒストリー
映画は私の人生!

前書きなど

【まえがきより】
「七〇年代の映画と自分の青春のすべてを書きつづりたい」という思いで『高松純情シネマ』を出版してから、いつのまにか二〇年が過ぎた。
 時代が平成から令和に変わったのはもちろんの事、僕のまわりにもさまざまな出来事があった。
 たくさんの人と出会い、多くの人に助けられ、無事に会社を定年まで勤め上げた。そして、両親と妻を見送り、二人の子供たちがそれぞれに家庭を持った事で、僕は六五才にして「自由気ままな一人暮らしの前期高齢者」となった。
ただ、そんな日々の中でも「映画」は常に僕の人生とともにあった。
 映画との関わりは、喜怒哀楽の色々なシーンで重なり続けており、それはもう「趣味」という何となく軽いものではなく、「人生の一部」と言っていいようにも思える。
そして、退職したらもう一回、そういう思いを文章に書きたい、もう一冊、本という形で残したいと願い続けて来た夢を、やっと今、こういう形でかなえる事ができた。
 前回の『高松純情シネマ』は、僕の高校から大学時代の七年間に絞って、自分の青春時代と映画との思い出について書いたものだが、高校生以前、小中学生の間も映画は見てきたし、大学を卒業して就職し、家庭を持つようになってからも、常に映画は僕の隣にあった。そういった前回では書き切れなかった思いも書いたのが、この本である。

著者プロフィール

帰来 雅基  (キライ マサキ)  (

昭和30年1月1日、高松市に生まれる。高松市立亀阜小学校、紫雲中学校、香川県立高松高校、同志社大学商学部卒業。昭和52年(株)四電工入社、42年間勤め、令和元年定年退職。現在は映画ナビゲーターとして、自分の眼で見て自分の感性で確かめた映画の面白さを多くの人たちに語り、書き、話し、伝える事に大きな喜びを感じている。
今までに鑑賞した映画は数千本以上。「映画は映画館で見る」事をモットーに今も週2~3回は映画館に通う。26年目に入ったエフエム香川の映画情報番組「勝手にシネマニア」(毎週土曜日午後6時~)の案内役を始め、ラジオや映画イベントなどでそのマニアぶりを大いに発揮している。キネマ旬報社主催「第1回映画検定」で1級合格。
映画以外にも、全国の航空ショー見学、乃木坂46、70年代アイドル歌謡曲、プラモデル製作にバンド活動と実に多くの趣味を持つ好奇心旺盛なA型人間。
座右の銘は「青春とは心の様相をいう」。

上記内容は本書刊行時のものです。