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あの日を忘れない 土川 まどか(著) - サンライズ出版
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あの日を忘れない 語り継ぎたい戦争の記憶

B5判
150ページ
上製
価格 1,200円+税
ISBN
978-4-88325-657-0
Cコード
C8095
児童 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年3月
書店発売日
登録日
2019年2月12日
最終更新日
2019年3月9日
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紹介

著者(取材者)は歌の伴奏をするボランティア活動で訪れたデイサービスセンターで、利用者の語る戦争体験に耳を傾けるようになった。滋賀県長浜市在住の90歳前後の高齢者15人からそれぞれの体験を聞き取り、地方の少年・少女の日常にも必ず戦争が影を落としていた当時を、語り言葉そのままに記録。三度の命拾いを経て中国から復員した最後の現役兵(昭和19年に20歳)、東京大空襲で両親を亡くし集団疎開先で一人残された少女、軍港呉で乗艦し米軍の猛爆撃と広島への原爆に遭遇した少年兵、台湾の地で特攻訓練を受けながら戦闘機不足で生き残った少年飛行兵、中国での両親との恵まれた生活が一変し引き揚げでの苦難を経験した少女など。

目次

はじめに
中国から復員した最後の現役兵  藤澤 弘
軍需工場での想い出  中村てる子
集団疎開先で終戦後も一人残される  奥長輝久乃
学徒動員と消された地震  眞川貞子
危険と隣り合わせの金型気筒管作り  山田秋三
工業学校から兵器学校へ  堀 隆
車掌で活躍した娘時代  茂森すゑ
病気で通院が必要だったため歯の技工士に  呉竹虎男
少年兵で迎えたヒロシマ  杉山孝夫
秘められたきよの自伝  橋爪民子
苦しみの中に「光を求めて」 私の戦中・戦後  高橋信義
陸軍少年飛行兵に志願して 特攻より生還  野坂嘉造
遥かなる楡次  尾川とき子
才覚と努力、忍耐の人生  高山とし
兄義重の戦死  杉山かつ子
あとがき

前書きなど

特別な人の特別な経験ではない戦争。私がデイサービスで戦争体験者のお話を聞いた時、旧長浜市内や湖北地域の方で戦争を体験されている人から、お元気なうちに、戦時中のことをできるだけ聞いて、長浜に住む若い世代の人たちにぜひ伝えていきたいと思い、取材を始めました。語り部さんたちには、二度、三度と取材に訪れているうちに健康を害して入院される方もありました。今を逃しては貴重な体験者がいなくなってしまう。今のうちにきちんと聞いて残しておきたいという思いが焦りとともにますます強くなりました。語り部さんたち(体験者)はご高齢であるにも関わらず、こういう取材は素人で初めてという私に、とことんつき合ってくださいました。

著者プロフィール

土川 まどか  (ツチカワ マドカ)  (

1938年、滋賀県米原市生まれ。
滋賀大学学芸学部卒業。長浜市立南郷里小学校で教職に就き、長浜市立長浜北小学校を最後に引退。幼稚園・小学校への読み聞かせ活動を経て、現在はボランティアで介護施設やサロン、子ども会などで、5人グループで文化琴を伴奏に歌をうたってもらう活動をしている。
滋賀県長浜市在住。

上記内容は本書刊行時のものです。