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台湾エスニックマイノリティ文学論 孫 大川(著) - 草風館
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台湾エスニックマイノリティ文学論

発行:草風館
A4判
縦215mm 横153mm 厚さ28mm
重さ 600g
381ページ
上製
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-88323-188-1
Cコード
C0098
一般 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年12月
書店発売日
登録日
2013年3月5日
最終更新日
2013年3月5日
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紹介

台湾原住民文学を多角的に論じた文学評論集。1980年代に生まれた新しい文学「台湾原住民文学」は、旺盛な創作意欲をもつ原住民作家によって、いまや文学の枠を越えて芸術や政治など多方面に影響を与えている。しかし、その創作の源泉である原住民族社会の置かれている状況は厳しく、「黄昏」の時間を生きている。プユマ族出身の哲学者である著者が、台湾原住民文学の歴史と現状、そして将来の展望まで広く論じた気鋭の文学評論集。

目次

第一章 黄昏の民族として
一 子供の頃の印象/二 母の歴史、歴史の母/三 記念はもう一つの出会い/四 歴史を生きる/五 彼らと共に最後の黄昏を歩き終える
第二章 言語、文化そして政治
一 原住民の母語問題に関する若干の検討/二 多元文化と原住民言語政策/三 譲渡を迫られた身体/四 行政空間と族群アイデンティティ/五 隙間のなかの族群構築/六 利用された主体
第三章 文学を防衛線とする
一 原住民の文化・歴史と心の世界の描写/二 原住民文学の苦境/三 言説から書写へ/四 生番から熟漢へ
第四章 山と海の世界
一 山海世界/二 神聖なる回帰/三 「第一自然」を守る/四 ペンでうたう

著者プロフィール

孫 大川  (ソン ダイセン)  (

孫大川(そん・だいせん)。1953年台東県卑南郷賓朗村生まれ。プユマ族。族名はパァラバン・ダナパン。国立台湾大学中国文学系卒業。輔仁大学哲学研究所およびルーヴェン・カトリック大学(ベルギー)漢学修士。現在、国立政治大学台湾文学研究所副教授。台湾原住民文学の評論や作品編集のほか、子ども向けの神話伝説集も手がける。台湾原住民族文学ペンクラブ会長。中華民国行政院原住民族委員会主任委員。

下村 作次郎  (シモムラ サクジロウ)  (

一九四九年和歌山県新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。文学博士。現、天理 大学国際学部教授。訳書に『悲情の山地 台湾原住民小説選』(田畑書店、一九九二)、『バナナボート』(JICC、一九九二)、『抗日霧社事件』(日本機関紙出版センター、 二〇〇〇)、『名前を返せ』(草風館、二〇〇〇)、『海人・猟人』(同、二〇〇九)ほかがある。そのほか、編著書、論文多数。

上記内容は本書刊行時のものです。