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津田仙評伝 : もう一つの近代化をめざした人
発行:草風館
縦200mm
204ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年3月
- 登録日
- 2016年5月27日
- 最終更新日
- 2016年5月27日
紹介
津田仙は、福沢諭吉が国権論(軍備の増強)や脱亜論を唱えたのに対して、まったく違う方向を推進した。農業の近代化とキリスト教によって民富や国富を増大させようとした。また女子教育に尽力し、朝鮮人の農学者やキリスト者と交流していた。さらに足尾銅山の鉱毒を問題にしていた。農業や朝鮮の重要性が再認識されている現在、近代におけるもう一つの発展や近隣諸国との相互理解に尽くした人の業績が高く評価されるべきである。おりしも二〇〇八年四月は津田仙没後百年である。
目次
第1章 洋学
第2章 農業の近代化
第3章 地方の開発
第4章 キリスト教界の三傑
第5章 教育への献身
第6章 朝鮮人との交わり
第7章 健康・環境問題への関心
第8章 晩年
上記内容は本書刊行時のものです。