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平和学と歴史学 戸田三三冬(著/文) - 三元社
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平和学と歴史学 アナキズムの可能性

発行:三元社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ30mm
重さ 805g
602ページ
定価 6,500円+税
ISBN
9784883035120
Cコード
C1022
教養 単行本 外国歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年9月
書店発売日
登録日
2020年8月24日
最終更新日
2020年8月31日
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紹介

エッリーコ・マラテスタを中心とするイタリア社会主義(アナキズム)史の膨大な史料・文献に基づく緻密な先駆的研究の上に、「構造的暴力」と「積極的平和」、世界システム論、フェミニズム、「萃点の移動」、「40億年の私の生命」、禅の呼吸、エンパワメントとエクスポージャー、ロングハウスデモクラシー、身土不二など、多様な考え方と実践を取り込み構想された平和学の中で、「いまここ」の「方法」としてアナキズムが描き出される。

目次

第一部  地球市民の平和学
平和の方法としてのアナキズム――ひとつのデッサン 3
地球民主主義の芽 23
地球市民への道 39
エンパワメントとエクスポージャーの平和学 55
もう一つの世界を求めて 79
〝平和学〟をめざして 101
補遺1
夢――少数民族の人権・エコロジーとアナキズム 125
補遺2
ユートピアの実験――モンテヴィデオにおける共同体 143

第二部  ナポリ青年群像――エッリーコ・マラテスタ序章
南欧からの手紙 エッリーコ・マラテスタをめぐることども――一九七六年夏 ミュンヘンにて 173
一八七一年 ナポリ青年群像――エッリーコ・マラテスタ序章 203
ナポリ《ラ・カムパーナ》考(その一) 255
ナポリ《ラ・カムパーナ》考(その二) 291
マテーゼ蜂起(一八七七年)とアンナ・イングレーゼのこと 341
チェルノブイリの年に 355
リビアとイタリア 361
女性・エコロジー・第三世界――南・北イタリアからの視点 383
反ファシズム青年群像素描――二〇世紀初頭のイタリア文化とグラムシ 399
第一次世界大戦とイタリアの戦後若者文化(一九一八―一九二〇) 411
ナポリ文書館生活素描 429
マラテスタ研究をめぐる史料状況 素描(一八七一―一八九一) 461
記憶の場 ヴェントテーネとサント・ステファノ 507

解題
戸田三三冬 その研究の軌跡――マラテスタ、アナキズム、そして平和学  田中ひかる 519

初出一覧 565
戸田三三冬 略歴 568

あとがきに代えて 三宅 立 570

索引 i

著者プロフィール

戸田三三冬  (トダミサト)  (著/文

1933年~2018年。
東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学(国際学修士)
2004年3月まで文教大学国際学部教授(在任中担当科目:国際学入門、国際関係論、ヨーロッパ地域研究、比較文明論など)。
マラテスタ研究センターを主宰。
専門分野:国際関係論、平和学、イタリア近現代史。
主要著書:Errico Malatesta da Mazzini a Bakunin, Napoli 1988. 『平和学の現在』(共著:法律文化社、1999/2003年)。『平和学のアジェンダ』(共著:法律文化社、2005年)など。

田中ひかる  (タナカヒカル)  (解説

1965年生。
明治大学法学部教授。
主要著書:『ドイツ・アナーキズムの成立―『フライハイト』派とその思想』(御茶の水書房、2002年)。『社会運動のグローバル・ヒストリー―共鳴する人と思想』(共編著:ミネルヴァ書房、2018年)。『近代ヨーロッパと人の移動―植民地・労働・家族・強制』(共編著:山川出版社、2020年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。