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オリジナルとコピー 小佐野重利(著/文 | 編集) - 三元社
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書店注文情報

9784883034895

オリジナルとコピー (オリジナルトコピー) 16世紀および17世紀における複製画の変遷 (ジュウロクセイキオヨビジュウナナセイキニオケルフクセイガノヘンセン)

芸術
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発行:三元社
B5変型判
136ページ
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-88303-489-5   COPY
ISBN 13
9784883034895   COPY
ISBN 10h
4-88303-489-5   COPY
ISBN 10
4883034895   COPY
出版者記号
88303   COPY
Cコード
C0071  
0:一般 0:単行本 71:絵画・彫刻
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年6月
書店発売日
登録日
2019年5月31日
最終更新日
2019年5月31日
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紹介

所有の欲望をみたす複製画の諸相
権力者が所望する原作(オリジナル)を所有者は恭順のしるしに献上し、権力者は召し上げた作品の代わりに下賜する複製画(コピー)を画家に発注する―こうした事例のように、収集熱が高まった時代、高位聖職者、王侯貴族、裕福な商人たちにとって傑作の複製は大きな意味をもっていた。これまで関心のそとに置かれがちだった複製画に着目して行われた一次資料の詳しい調査が、芸術都市フィレンツェにおける美術作品をめぐる生々しい営みを浮かび上がらせる。

目次

日本語版のために 5

本書紹介 7
フランチェスカ・デ・ルーカ/永井 裕子[翻訳]

第1章複製絵画史の一般概説 9
小佐野 重利

第2章17、18世紀のトスカナ大公国の絵画収集における複製絵画 21
――メディチ家フェルディナンド大公子の収集家としての情熱について
小佐野 重利

第3章フィリッポ・バルディヌッチ『素描家消息』に描写された 57
ヤコポ・ダ・エンポリの複製制作と17世紀メディチ家の収集活動
伊藤 拓真

資料編
ルチア・アクイーノ、シモーネ・ジョルダーニ[編集]/浦 一章、永井 裕子[翻訳] 83

文献一覧 128

著者プロフィール

小佐野重利  (オサノシゲトシ)  (著/文 | 編集

1951年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、同大大学院人文社会系研究科教授、研究科長・文学部長を経て退職。イタリア連帯の星騎士・騎士勲位章(2003年)、イタリア星騎士・コメンダトーレ勲位章(2009 年)を受章、国際美術史学会(CIHA)前副会長。東京大学名誉教授、同大特任教授、アンブロジャーナ・アカデミー(ミラノ)会員、日本学術会議会員。近著『《伊東マンショの肖像》の謎に迫る―1585 年のヴェネツィア』(三元社、2017年)、 “TheNewly Discovered Portrait of Ito Mansio by Domenico Tintoretto: Further Insight into the Mystery of its Making” (in artibus et historiae, 77, 2018, pp. 145-160) など、著作・展覧会カタログ監修多数。

浦一章  (ウラカズアキ)  (監修 | 翻訳

1959 年生まれ。1994 年より東京大学文学部・大学院人文社会系研究科の助教授、准教授としてイタリア語イタリア文学を講じ、2010 年より教授、現在に至る。著書および論文として『ダンテ研究Ⅰ─ Vita Nuova、構造と引用』(東信堂、1994 年)、「ダンテとイタリア文学の創造」(『岩波講座文学13 ─ネイションを超えて』、岩波書店、2003年)、『ヴィーナス・メタモルフォーシス』(共著、三元社、2010 年)など。翻訳として、シャルティエ/カヴァッロ編『読むことの歴史─ヨーロッパ読書史』(共訳、大修館、2000 年)、マリオ・プラーツ『蛇との契約』(ありな書房、2002 年、第8部は監訳・監修)など。

伊藤拓真  (イトウタクマ)  (著/文

1977年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、ピサ高等師範学校文哲科博士課程修了(Ph.D. 美術史学)。恵泉女学園大学助教・准教授を経て2017年より神戸女学院大学文学部准教授。専門領域はイタリア・ルネサンス絵画・工芸および美術批評。著書に『ルネサンス期トスカーナのステンドグラス』(中央公論美術出版社、2017年)、論文に“Domenico Ghirlandaio’s Santa Maria Novella Altarpiece: A Reconstruction”, Mitteilungen des Kunsthistorischen Institutes in Florenz, 56, 2014, pp. 171-191 など。

ルチア・アクイーノ  (ルチアアクイーノ)  (著/文

Lucia Aquino
フィレンツェ大学文哲学部美術史を卒業。現在、リエージュ大学美術史博士課程でサンドロ・ボッティチェリとロレンツォ・イル・マニーフィコ時代の寄木細工の研究に従事。専門は15、16世紀のフィレンツェ絵画、メディチ家の美術コレクション史および絵画と木工芸の関係。近著として、解説目録 I Dipinti della Galleria Palatina e degli Appartamenti Reali: le scuole dell’Italia Centrale 1450-1530 (2014) や研究学会報告 La tribuna del principe 収載論文 I Legnaioli in Tribuna (2014) など多数。

シモーネ・ジョルダーニ  (シモーネジョルダーニ)  (著/文

フィレンツェ大学文哲学部を美術史で卒業後、同大美術史専門課程を修了。特に、15世紀末から16世紀末までのフィレンツェ絵画と、17、18 世紀のメディチ家やフィレンツェ貴族の美術コレクションの歴史を研究する。共編著としてFrancesco Granacci e Giovanni Larciani all’Oratorio di Santa Caterina all’Antella. La città degli Uffizi-13, Firenze 2013 や Bronzino. Pittore e Poeta alla corte dei Medici, Firenze 2010 をはじめとする多くの展覧会カタログを執筆。

永井裕子  (ナガイヒロコ)  (翻訳

1982 年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了、ローマ大学ラ・サピエンツァ美術史学科にて博士号取得Ph.D. 美術史)。2017年より日本学術振興会特別研究員PD(九州大学大学院人文科学研究院)。主な専門領域は15世紀末のルネサンス美術。博士号取得論文(2015 年)“La produzione seriale delle immagini mariane di Pintoricchio e della sua cerchia”。『ボッティチェリ展Botticelli e il suo tempo』(朝日新聞社、2016 年)、『ティツィアーノとヴェネツィア派展』(編集補助、NHKプロモーション、2017年)などの展覧会カタログの執筆・翻訳・編集作業に参加。

上記内容は本書刊行時のものです。