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モーション・グラフィックスの歴史 マイケル・ベタンコート(著/文) - 三元社
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モーション・グラフィックスの歴史 アヴァンギャルドからアメリカの産業へ

発行:三元社
A5判
426ページ
定価 4,000円+税
ISBN
9784883034819
Cコード
C0070
一般 単行本 芸術総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月
書店発売日
登録日
2019年3月1日
最終更新日
2019年3月1日
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紹介

“カラー・ミュージック”や“ヴィジュアル・ミュージック”にその起源をもつ「モーション・グラフィックス」は、20世紀初めの前衛映画や実験映画において誕生し、映画産業やテレビ業界が商業的に応用する中で発展した。映画、デザイン、CM、アニメーション、ヴィデオ・アート、ゲームなど、各ジャンルのパイオニアの貢献を追い、従来の映画史・美術史・デザイン史からこぼれ落ちたその理論と歴史を概観する。

目次

はじめに  7

第1章
前史  10
共感覚  11
カラー・ミュージック  16
カラー・ミュージックの発明家  21
ヴィジュアル・ミュージック  26
キネティック・タイポグラフィー  36

第2章
抽象映画の創出  50
未来派の抽象映画(1909–1912)  52
レオポルド・シュルヴァージュ(1879–1968)  57
ダダ/構成主義の映画(1919–1929)  60
マン・レイの《理性への回帰》(1923)  63
マーフィー&レジェの《バレエ・メカニック》(1924)  66
ヴァルター・ルットマン(1887–1941)  68
ヴァイキング・エッゲリング(1880–1925)  73
ハンス・リヒター(1888–1976)  78
マルセル・デュシャンの《アネミック・シネマ》(1926)  83
ラースロー・モホイ=ナジ(1895–1946)  89
メディアの普遍的言語へ  92

第3章
サウンド・フィルム  94
モンタージュ  96
オスカー・フィッシンガー(1900–1967)  104
メアリー・エレン・ビュート(1906–1983)  110
レン・ライ(1901–1980)  119
ノーマン・マクラレン(1914–1987)  129

第4章
モダニズムのテレビ  138
ジョン(1917–1995)&ジェイムズ(1921–1982)・ホイットニー  142
ハリー・エヴェレット・スミス(1923–1991)  145
前衛映画―東西の差異  151
アメリカのモダニズム  155
戦後抽象の台頭  157
テレビにおけるデザイン  166
“テレビ・プロジェクト”  171
コマーシャルと実験映画  175
アヴァンギャルドの主流化  180 

第5章
美術館による承認  185
インターメディア  190
《ヴォルテックス》コンサート  196
‘構造’映画研究  205
ヴィデオ・アートの創出  208
信号/画像処理  221

第6章
コンピュータ・アートの創出  237
コンピュータ・フィルム  242
プログラムされたアニメーション  248
スタン・ヴァンダービーク(1927–1984)  250
リリアン・シュワルツ(1927–)  254
ジョン・ホイットニーの‘デジタル・ハーモニー’  256
メディアの収斂  267
デジタル・ヴィデオ  273

第7章
映画のタイトル・デザイン  279
初期(実験期)  284
サイレント時代  287
スタジオの時代  290
デザイナーの時代  296
ロゴの時代  315
今日のデザイナー時代  324

第8章
TV&ヴィデオ・ゲームのタイトル・デザイン  331
生放送のTV  333
放送/ネットワークTV  336
ポスト=モダン・デザイン  338
ケーブルTV  350
インターネット  354
ヴィデオ・ゲーム・タイトル  355
ヴィデオ・ゲームのエンド・タイトル  361
タイトル・デザインの状況  362

第9章
引き継がれる共感覚の伝統  364
スタン・ブラッケージ(1933–2003)  366
デニス・H・ミラー  373
デジタル楽器  377
商業的な共感覚性  382
謝辞  385
訳者あとがき  388
注  393
参考文献  410
索引  414

著者プロフィール

マイケル・ベタンコート  (マイケルベタンコート)  (著/文

Michael Betancourt
1971年生まれ。映画の研究でテンプル大学を卒業後、マイアミ大学で映画史家のウィリアム・ロスマンのもとで、美術史、コミュニケーション/映画研究と歴史を中心に学際的研究により博士号を取得する。歴史家、理論家として芸術や映画関係の専門誌に論文を寄稿する一方、ヴィジュアル・ミュージック、グリッチ・アートのヴィデオ作品など、アーティストとしても国際的に作品発表を行っている。近著に『Synchronization and Title Sequences』(2017)、『Harmonia: Glitch, Movies and Visual Music』(2018)などがある。現在、ジョージア州のサヴァンナ造形芸術大学教授。

伊奈新祐  (イナシンスケ)  (監修 | 翻訳

1953年愛知県生まれ。映像作家。主に実験映像(実験映画、ヴィデオ・アート)とメディア・アートを研究。九州芸術工科大学(現・九州大学)大学院博士後期課程単位取得退学。九州芸術工科大学画像設計学科助手を経て、現在、京都精華大学大学院(芸術学部造形学科映像専攻/芸術研究科博士後期課程・アート&メディア領域)教授。著作に『メディア・アートの世界:実験映像1960–2007』(編著、国書刊行会、2008)、『ヴィデオ・アートの歴史』(クリス・メイ=アンドリュース著、伊奈訳、三元社、2013)などがある。日本映像学会・映像表現研究会共同代表。

水野勝仁  (ミズノマサノリ)  (翻訳

1977年生まれ。メディア・アート、インターフェイス研究者。国際基督教大学卒業。名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了(博士・情報科学)。現在、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授。メディア・アートやインターネット上の表現をディスプレイと向かい合い続けるヒトの認識のアップデートという観点から考察しつつ、同時に「ヒトとコンピュータの共進化」という観点からインターフェイスの研究も行なっている。

西口直樹  (ニシグチナオキ)  (翻訳

1971年大阪府生まれ。関西学院大学経済学部卒業。
京都精華大学職員。

上記内容は本書刊行時のものです。