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竹村民郎著作集
巻次:5 (リベラリズムの経済構造)
発行:三元社
縦220mm
587ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年4月
- 登録日
- 2016年9月8日
- 最終更新日
- 2016年9月8日
紹介
1920‐30年代世界資本主義の危機に対応したわが国の政治・経済・文化をめぐる立憲民主主義的潮流と、天皇主義サンディカリズムとして台頭する国家主義・軍国主義的潮流との相剋の位相を明らかにし、また戦後の「国民のための歴史学」運動を検証する。
目次
第1部 リベラリズムの経済構造(一九二〇年代における経済政策転換とその条件-高橋財政の評価に関連して
資本の性格と立憲民主主義の位相-高橋財政の構想に関連して
一九二〇年代における天皇制内務官僚の役割について-植民地朝鮮支配に関連して
地主制の動揺と農林官僚-小作法草案問題と石黒忠篤の思想
農政における一九二〇年代-天皇主義サンディカリズム形成過程についての一視点
柳田民俗学の軌跡
大知識人の神話-グラムシとクローチェの関係に留意して
知識人の行動原理-リベラリズムの実践的側面にふれて)
第2部 「職場の歴史」をつくる運動(検証「国民のための歴史学」運動-「職場の歴史」をつくる運動に関連して
国民と歴史
戦後日本における文化運動と歴史意識-職場の歴史・個人の歴史をつくる運動に関連して)
資料
上記内容は本書刊行時のものです。