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コスメティックス安全度事典 ステファン・アントザク博士(著者) - 産調出版
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コスメティックス安全度事典

趣味・実用
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発行:産調出版
A5判
384ページ
並製
定価 3,300円+税
ISBN
978-4-88282-616-3   COPY
ISBN 13
9784882826163   COPY
ISBN 10h
4-88282-616-X   COPY
ISBN 10
488282616X   COPY
出版者記号
88282   COPY
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2007年4月
書店発売日
登録日
2010年3月26日
最終更新日
2010年3月26日
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紹介

本書の目的は、消費者がコスメティックス製品に記された暗号を解読できるよう手助けすることであり、ラベルの裏に秘められた法則や科学的な知識を理解できるようにすること、そして正しい情報に基づいた選択を可能にすることにあります。そこで本書では、科学的かつ基礎的な情報を十分に提供し、それぞれのコスメティックス製品に用いられている成分、その理由、さらには効果をわかりやすく説明していきます。本書に記されているのは、コスメティックス成分に関する事実のみ。感情論に走ったり、故意に誤った情報を提示したりして、事実を歪曲したりはしません。バランスのとれた、科学的なアドバイスを提供し、消費者であるあなたが自分に1番あった製品を選べるよう手助けしていきたい、それが何よりの願いなのです

目次

著者による序文
1章はじめに
呼称の統一/無意味なラベル/無意味な広告/本当に安全?/本当に危険?/本書の目的

2章マーケティング:その俗説と魔法
製品開発
新たな市場
宣伝文句
コスメティックス?それとも医薬品?
無添加及び低刺激性を謳った広告
ハーバルシャンプーとヘアーリンスの成分   
タンパク質
ビタミン

一般的な成分―アクティブモイスチャーミルク  
有効成分
成分を選択する

3章着色料と香料
着色料
香料
ラズベリーの合成香料   

4章保存料
細菌とコスメティックス製品
細菌と安全基準
保存料
抗菌剤
酸化防止剤
安息香酸塩―善玉?悪玉?

5章スキンケア
肌とは?
健康な肌を保つ
肌質
肌の色
老化していく肌
シワ
肌のお手入れ
エモリエントクリームとモイスチャークリーム
一般的な成分―天然素材のボディーローション さっぱりタイプの場合  
剥離剤
アルファヒドロキシ酸(AHA)とベーダヒドロキシ酸(BHA)
AHAは安全?
収斂剤
脱毛剤
毛を抜く

6章石鹸―シャワージェル、クレンジングローション
石鹸―その簡単な歴史
石鹸製造法
石鹸はコスメティック?
一般的な成分―化粧石鹸の場合  
石鹸の安全性は?
洗浄剤―石鹸の代替品
石鹸や洗浄剤はどのように機能するのか
シャワージェル
クレンジングローションとメイク落とし
ハンドソープとリキットソープ

7章デオドラント(制臭剤)と制汗剤
発汗
デオドラント(制臭)
一般的な成分―デオドラントスティックタイプ(米国)の場合  
一般的な成分―デオドラントスプレータイプの場合  
制汗剤
女性用衛生スプレー

8章歯とオーラルケアー製品
歯について知る
一般的な成分―歯磨き粉の場合  
歯磨き粉と虫歯
つや出し粉
フッ化物
マウスウォッシュ

9章ヘアケア
毛髪とは?
毛髪の色
フケ症
髪のお手入れ
カラーリング
ヘアダイと癌
パーマとストレートパーマ

10章ベビー製品
ベビー製品は何が特別なのか
どれを選べばいいの?
いつから普通の製品に切り替えればいいの?
他に注意すべきことは?
ベビー製品は大人にもいいの?
フェイスペイント―オモチャ?それともコスメティックス?

11章メイクアップ製品
アイライナー
一般的な成分―アイライナーの場合  
アイシャドウ
マスカラ
一般的な成分―マスカラの場合  
ファンデーション
粉おしろい(パウダー)
口紅及びリップグロス
一般的な成分―口紅の場合 

12章ネイルケア
爪とは?
爪のお手入れ
爪から染みを除去する
マニキュア
リムーバー
ネイルバッファー(爪磨き)
爪の伸長剤、強化剤、硬化剤
ネイルチップ
キューティクルソフトナー(あま皮用軟化剤)

13章常識:コスメティックス製品を安全に使うために
指示にしたがう
一般的な成分―発泡入浴剤家庭用の場合  
していいこと、いけないこと
スプレー製品の安全性
ネイルチップ
スキンピーリングとAHA
隠れた危険
マスカラの問題点
コスメティックス製品と子ども
買ってからではもう遅い
コスメティックス製品の汚染物質
最後に

14章日光と肌
太陽と皮膚癌
紫外線
UV指数
太陽から身を守る
サンスクリーンを選ぶ
スンスクリーンのタイプ
サンスクリーンを科学する
日光皮膚炎に対する対処法
日焼け剤
フリーラジカル

15章副作用など
アレルギーと敏感肌
皮膚炎
湿疹
乾癬
座瘡とニキビ
癌とコスメティックス製品
突然変異とテラトゲン
コンタクトレンズの感染症
充血用目薬

16章サロンと美容外科手術
サロン
美容外科手術

17章動物由来成分と動物実験
動物実験
動物由来成分

18章ラベルと法律
成分の記載
行間を読む
一般的な成分―天然成分のデューベリーシャンプーの場合  
化粧品の成分名-INCI名について
FDAと欧州委員会による禁止成分
法律の抜け穴-コスメティックス製品と医薬品―

用語解説
成分索引

著者プロフィール

ステファン・アントザク博士  (著者

科学研究者であり科学の教師。研究室にあった科学薬品、それも「有害」や「刺激性」「腐食剤」といったラベルを貼られた薬品が、普段使っている製品に含まれることがあると気づき本書執筆のきっかけとなった研究を始める。博士の集大成である本書は一読の価値がある。
ジーナ・アントザク (Gina Antczak)
ライター。自身の感癬及び敏感肌に適した製品の追究に日夜情熱を傾けている

小澤 王春  (オザワ タカハル)  (編集協力

慶応義塾大学工学部修士課程卒業。東京美容科学研究所所長。化粧品に対する女性の正しい知識向上を目指し、正しい美容科学の普及と基礎化粧品料の開発に従事する。主な著書として、『それでも毒性化粧品を使いますか?』(メタモル出版)、『化粧品成分事典』(コモンズ)、翻訳協力で『髪で決める』(産調出版)など多数がある。

上記内容は本書刊行時のものです。