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一握の塵 イーヴリン・ウォー(著) - 彩流社
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一握の塵 (イチアクノチリ)
原書: A Handful of Dust

文芸
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発行:彩流社
四六判
縦195mm 横135mm
360ページ
上製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-88202-419-4   COPY
ISBN 13
9784882024194   COPY
ISBN 10h
4-88202-419-5   COPY
ISBN 10
4882024195   COPY
出版者記号
88202   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
1996年10月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2022年7月8日
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書評掲載情報

2019-01-20 毎日新聞  朝刊
評者: 池澤夏樹(作家)
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紹介

愛息の死をきっかけに知る妻の情事──片田舎の城館での平穏な日々は、一転悲しきファルスとなり、思いがけない結末をアマゾンの奥地で迎える。現代英国文壇きっての名文家ウォーの最高傑作! アメリカ版の〈もうひとつの結末〉を付す。

前書きなど

……『一握の塵』は一九八八年に映画化され、日本でも一九八九年に『ハンドフル・オブ・ダスト』という題名で公開された。監督はチャールズ・スタリッジ、主人公トニィにジェイムズ・ウイルビィ、ブレンダにクリスティン・スコット・トマス、ジョン・ビーヴァにルパート・グレイヴズ、ビーヴァ夫人にジュディ・デンチ、ラタリィ夫人にアンジェリカ・ヒューストン、トッド老に名優アレック・ギネス、という豪華な配役である……

「『一握の塵』は現代小説の最高傑作のひとつだ」(ウォルター・アレン)

……この作品においては、ウォーの傑出した才能である描写力、ヒューマー、風刺、哀感などが、過不足なく絶妙なバランスを保ちながら全体に融合し、統一されている。
……処女作『衰亡記』や『黒いいたずら』では悪ふざけが過ぎているし、『ブライツヘッドふたたび』ではいささか感傷が過剰であるように思う。……」(「訳者あとがき」より)

版元から一言

美しい世界に生まれ、醜悪のただなかに死ぬ。
20世紀英国文壇きっての名文家ウォーの香り高い逸品!

著者プロフィール

イーヴリン・ウォー  (イーヴリン ウォー)  (

Evelyn Waugh(1903-1966)
イギリスの著名な出版社の社主で、文芸評論家でもあったアーサー・ウォーの次男として生まれ(長兄アレックも作家)、オクスフォード大学中退後、文筆生活に入る。デビュー作『衰亡記』(1928)をはじめ、上流階級の青年たちの虚無的な生活や風俗を、皮肉なユーモアをきかせながら巧みな文体で描いた数々の小説で、第1次大戦後の英国文壇の寵児となる。1930年にカトリックに改宗した後は、諷刺の裏の伝統讃美が強まった。

著作は、代表作『黒いいたずら』(1932)、ベストセラーとなった名作『ブライヅヘッドふたたび』(1945)、T・リチャードソン監督によって映画化された『ザ・ラヴド・ワン』(1948)、戦争小説3部作『名誉の剣』(1952-61)など。

奥山 康治  (オクヤマ ヤスハル)  (監訳

1935年、熊本市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻はイギリス文学。現在、早稲田大学教授。著訳書に『愛の追跡』(ナンシィ・ミットフォード著、奥山康治監訳、1991年)、『一握の塵』(イーヴリン・ウォー著、奥山康治監訳、1996年)、『Orwell:A Centenary Tribute from Japan』(奥山康治編、2004年)などがある。

本書翻訳者:藤澤 貞子、林 喜久子、堀 幸子、柿木 瑞恵、森田 和子、野田 光子、小貫 淑子、瀬越 綾子、関 美紀子、武川 丈子、石塚 光子

上記内容は本書刊行時のものです。