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新装版 化粧にみる日本文化
だれのためによそおうのか
A5判
320ページ
並製
定価
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年5月20日
- 書店発売日
- 2020年5月20日
- 登録日
- 2020年4月8日
- 最終更新日
- 2022年8月4日
紹介
女も男も、いつの時代も人は顔に手を加える。
心理と行動、文化と風俗の二つの側面から、わが国の「化粧」文化を捉えなおす初の試み。
古代から現代にいたる、「化粧」をすることの意味と効果を男女問わず丹念に分析した、気鋭の心理学者による最新の社会論。
*本書は『化粧にみる日本文化』(2009年9月刊行)をソフトカバーにし新装版として刊行するものです。
目次
はじめに
研究対象とその意義
研究史
本書の構成
第一章 化粧とは何か
化粧の辞書的な意味
国文学にみる化粧
化粧の目的と機能
化粧の分類
第二章 化粧の変遷─その動態的理解
化粧史の時期区分
基層化粧時代
男も女も化粧をする
仲間である証し
みえない力にむけて
伝統化粧時代
大陸からの影響
だれのために、粧うのか
粧う対象の交代
模倣される
濃化粧と薄化粧
モダン化粧時代
流行する
文明開化とともに
化粧をしないといけない女学生
化粧への批判と自粛
化粧の規格化
生活にあわせて
化粧は不良のはじまり
第三章 化粧するこころその構造的理解
外見がもたらす自信
異性の化粧行動に対する期待
異性の化粧行動に対する期待と個人差要因
化粧意識
化粧意識と個人差要因
化粧行動の文化化と化粧意識の社会化
上記内容は本書刊行時のものです。