.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
返品の考え方:
随時返品入帖可。返品了解書=佐藤了解済
新訳版 芸術経済論
与えられる歓びと、その市場価値
A5判
192ページ
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年6月27日
- 書店発売日
- 2020年6月27日
- 登録日
- 2020年4月17日
- 最終更新日
- 2020年6月26日
紹介
ジョン・ラスキン(1819 ー1900)19 世紀イギリス・ヴィクトリア時代を代表する思想家、美術評論家。
当時イギリスでは産業革命の絶頂期を迎え、それに伴い新しい社会問題が生まれていた。工業化による公害、技術革新による失業者の急激な増加。功利主義を推し進めた結果、生まれたものは環境破壊と貧富の差、人間性の欠落であった。
ラスキンが教示するのは、芸術とは人間が労働の中に見出す喜びの表現だということである。だが、労働は分断された。人間は単なる切れ端に分けられた。ラスキン去って1世紀、その状況は今日も変わらない。美がいま一度、実り多き労働の自然でかつ不可欠の随伴物となるために、国家と国民はなにをなすべきか。
全ての生産活動と社会活動に人間性を取り戻すヒントとなる名著を新訳で刊行。
目次
序 芸術による労働の聖化
新訳版の発刊にあたって
再版のまえがき
初版の訳者まえがき
凡例
序文
第一講 芸術の発見と適用
発見
適用
第二講 芸術の蓄積と分配
蓄積
分配
補遺
一、父権
二、公的扶助を受ける権利
三、能力訓練学校
四、社会の嗜好
五、新需要の創出
六、文学の経済論
七、国家の水先案内人
八、絹と紫
上記内容は本書刊行時のものです。