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岐路に立つ指定管理者制度 松本 茂章(編著) - 水曜社
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文化とまちづくり叢書

岐路に立つ指定管理者制度 変容するパートナーシップ

発行:水曜社
A5判
240ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-88065-463-8
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年7月1日
書店発売日
登録日
2019年5月24日
最終更新日
2019年7月17日
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紹介

2003 年に施行された指定管理者制度。
同制度で成果を上げてきた文化施設、上手く活用し地域社会との協働体制を構築している自治体と、成果を上げる事が出来ない文化施設、自治体の差はどこにあるのか。

 本書では主に文化施設の管理と運営に焦点を当て「ハコモノ」行政から転じていかにして施設を活用するか、コストダウンの手法と捉えられがちな指定管理者制度の本質を問いかける。同制度実施後の10 年余を振り返り、行政と民間におけるパートナーシップの変容を明らかにし、自治体文化財団の生き残り策、民間企業や非営利団体の参入の経緯などを浮き彫りにしながら、指定管理者制度と文化施設、文化行政のこれからを描く

目次

はじめに
序章 指定管理者制度は今どうなっているのか
松本茂章

【第1部】 指定管理者をめぐる理論
第1章 指定管理者制度の運用を改善していくために―本格導入から10余年を経て
 中川幾郎(帝塚山大学名誉教授)
第2章 文化芸術分野における「物と人の混合」―公の施設の指定管理をめぐる公民連携・公民切断の効用と課題
 金井利之(東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授)
第3章 地方自治体が指定管理者制度を苦手とする本質的要因と課題克服の方向性
 片山泰輔(静岡文化芸術大学教授)

【第2部】 指定管理者の事例分析
第4章 地域ガバナンスと指定管理者制度―地域経営の新たな統治形態
 松本茂章

第5章 全国各地からの報告
 松本茂章
1 四季文化館みの~れ(茨城県小美玉市)―シビックプライド形成をめざす自治体直営の文化施設
2 かすがい市民文化財団(愛知県春日井市)―「のだめ」音楽会を企画した専門家集団
3 岡山県天神山文化プラザ(岡山県岡山市)―岡山県文化連盟が指定管理者に選定されて
4 札幌駅前通地下歩行空間(北海道札幌市)―アートが繰り広げられる「チ・カ・ホ」の試み
5 起雲閣(静岡県熱海市の元旅館)―熱海市民の「おもてなし」
6 NPO法人ソシオ成岩スポーツクラブ(愛知県半田市)―市民主導のコミュニティの場づくり
7 豊中市立文化芸術センター(大阪府豊中市)―日本センチュリー交響楽団を指定管理者の1つに選定


第6章 関係者に聞く指定管理者制度の最前線
 松本茂章
1 横浜市(鬼木和浩・文化観光局文化振興課施設担当課長)
2 世田谷区(田中文子・総務部長)
3 かすがい市民文化財団(米本一成・チーフマネジャー)
4 一般社団法人指定管理者協会(薬師寺智之・事務局長)

【第3部】指定管理者制度の可能性
第7章 市民のキャリアデザインと地域コミュニティの拠点づくりをめざす―野田市郷土博物館の事例を通して
 金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)
第8章 民間が運営する指定管理者施設の課題
 伊東正示(株)シアターワークショップ代表取締役)
第9章 指定管理者の光と影 ―そのガバナンスとマネジメント
 桧森隆一(北陸大学教授・副学長・国際コミュニケーション学部長)

おわりに

目次は2019.5月現在(変更となる場合がございます)

著者プロフィール

松本 茂章  (マツモト シゲアキ)  (編著

公立大学法人静岡文化芸術大学文化政策学部教授。早稲田大学教育学部地理歴史専修卒業。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程(後期課程)修了。博士(政策科学)。読売新聞記者、支局長を経て2006年から県立高知女子大学文化学部教授(現・高知県立大学)。2011年から現職。単著に『芸術創造拠点と自治体文化政策 京都芸術センターの試み』(水曜社、2006)、『官民協働の文化政策 人材・資金・場』(同、2011)。共編著に『指定管理者は今どうなっているのか』(同、2007)、共著に『地域の自律的蘇生と文化政策の役割』(学文社、2011)など。

上記内容は本書刊行時のものです。