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火焔の王 橋本 ルシア(著) - 水曜社
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火焔の王 欠史八代の謎を読み解く

発行:水曜社
四六判
256ページ
上製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-88065-462-1
Cコード
C0021
一般 単行本 日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年5月18日
書店発売日
登録日
2019年2月18日
最終更新日
2019年5月24日
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紹介

欠史八代の謎を解き明かし、物部守屋抹殺の黒幕、聖徳太子暗殺の犯人を名指しする。
(アジアの西端から極東の列島を駆け巡った男たちの物語)画期的史書の登場!

本書は、これまで実在を疑われ、論争となっていたいわゆる欠史八代(綏靖-安寧-懿徳-孝昭-孝安-孝靈-孝元-開化)諸王の実像と欠史とされた理由を解き明かす。
箸墓の被葬者が孝安天皇であることを端緒に、これまで被葬者とされてきたトヨと孝安の驚くべき出自を論証。倭国の王暦の初期段階をいろどる神武と欠史八代前半の高氏=㐮氏の諸王の実像を明らかにする。
さらに上記氏族の歴史的由来を、シュメール、大月氏国の崩壊などから根源的に考察し、氏族の末裔として、広開土王・仁徳とタリシヒコ〝聖徳太子〟を取り上げ、一切の既説とは異なる物部守屋討伐事変の真相を提示した上で、太子を暗殺した意外な男を特定し、その男に帰因する太子の実子が背負った苦しみの十字架についても言及する。

目次

第一章 箸墓に眠る倭王は誰か
トヨは寄り添う/ 箸墓という名が示すこと/トヨは六代の倭王の皇后となった/主たる被葬者は孝安である/ 孝安はスーレーンの子であった

第二章 動乱二九六年 神武・欠史八代王朝前期の終焉
報復の連鎖/ 敗者崇神と安氏孝霊朝の成立/ 隠された慕容廆と狗奴国の参戦/ 二度名をかえ、三度死んだ王-孝昭/ 孝昭の父̶倭人丹波の密友

第三章 欠史八代
実像と在位期間/ 孝霊-前燕とともに生きた倭王/ 孝元-広開土王の父/自作自演の安康刺殺事変と狙われた開化/ 広開土王の太子興は卜好である/漢の劉聡を殺した倭人-陳安=息長宿禰

第四章 シュメールの松栄-犬戎と月氏の諸氏族たち
東方でシュメールは犬戎と呼ばれ、マサゲタイは月氏と呼ばれた/ 大月氏国の内乱と敗者四侯の行方

第五章 慕容氏と安氏の末裔̶広開土王とタシリヒコ“ 聖徳太子”
王の帰還̶広開土王と仁徳/ タシリヒコ“ 聖徳太子” の父母と太子を殺した者

あとがき/ 注と参考文献/ 補注/ 諸系譜

著者プロフィール

橋本 ルシア  (ハシモト ルシア)  (

岡山県生まれ。東京大学文学部哲学科卒。心の命じるままにいくつもの人生を存分に生きてきた。古代史研究、舞踏音楽理論研究、フラメンコ舞踊家でもある。大学などでの講演も行っている。趣味―天文学、動物との会話、詩と絵本と童話。著述に『フラメンコ、この愛しき心――フラメンコの精髄』水曜社 2004年。同新装改訂版 水曜社アルス選書 2019年。「バイレとは何か」(『フラメンコ読本』晶文社 2005年所収)。

上記内容は本書刊行時のものです。