版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
新装版 フラメンコ、この愛しきこころ 橋本 ルシア(著) - 水曜社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:あり
返品の考え方: 随時返品入帖可。返品了解書=佐藤了解済

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

新装版 フラメンコ、この愛しきこころ (シンソウバンフラメンココノイトシキココロ) フラメンコの精髄 (フラメンコノセイズイ)

芸術
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:水曜社
四六判
416ページ
並製
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-88065-453-9   COPY
ISBN 13
9784880654539   COPY
ISBN 10h
4-88065-453-1   COPY
ISBN 10
4880654531   COPY
出版者記号
88065   COPY
Cコード
C3073  
3:専門 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年1月8日
書店発売日
登録日
2018年10月5日
最終更新日
2019年2月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

フラメンコ。
これで生きようと私が決意したとき、深い洞察や理解があったわけではなかった。ただ直感と激情があっただけである。これで生きるというのは、これを職業とするとか、これで糊口をしのぐという意味ではなく、生き方、あるいは実存的支柱というような意味である。言い換えれば、人生を掛けるに足る対象として、フラメンコを選ぶということである。(序章より)
歴史、それを担う主体、ジプシー、成立の場所であるアンダルシア研究などを深く掘り下げ、その成果をふまえながら「フラメンコとは何か」をバイレ(踊り)の実践的視点から問い直す。 *本書は2004 年刊行の新装版です。

目次

序章 「実践的」問いかけの意義

第1章 フラメンコの語源について

第2章
1.ジプシージプシーとフラメンコ
2.ジプシーの起源
3.西へ行ったジプシー
4.スペインに入ったジプシー
5.アンダルシア・ジプシーとフラメンコ

第3章 フラメンコ以前:アンダルシアに伝わる歌や踊り
1.有史以前
2.タルテッソ、フェニキア、ギリシア、ローマの時代
3.リノスの歌、迷宮の踊り、ベティカのカデスの娘の踊り、幻人雑技など
4.西ゴート時代
5.モーロの時代
6.ムワシャハ、セヘル、ハルチャなど
7.ユダヤ人
8.フグラール、ロマンセについて
9. ミの旋法と「リノスの歌」

第4章 フラメンコの歴史:フラメンコの誕生、発展過程、ならびに現状
1.初期の時代の歌や踊り
2.カフェ・カンタンテの時代
3.劇場、オーディオ・ビジュアルの時代

第5章 フラメンコ実践論:バイレから見たフラメンコの実践的本質
1.フラメンコの要素と形式
2.カンテとバイレ
3.舞と踊りと歌、そして舞が始まる時
4.バイレのはかなさについて
5.カンテは意味を解体する
6.バイレの演じられ方、ならびにフラメンコの実践的本質

終章 残された問題

*本書は2004 年刊行の新装版です。

著者プロフィール

橋本 ルシア  (ハシモト ルシア)  (

橋本ルシアフラメンコ舞踊研究所・舞踊団代表。東京大学文学部哲学科卒業。メルチェ・エスメラルダ、マリオ・マジャ、ラ・トレアに師事しながら新宿ACホールにて3年間レギュラー出演。実験的創作フラメンコ舞踊公演を行い、1983年スペイン留学。マノレーテ、エルグィート、シロー、ロシオなどに師事。帰国後来日したマノレーテ、ホセ・ルイス・ポンセとリサイタルを行った。単独のリサイタルに「赤と緑の幻想」「アルバセーテの匕首」「風が見える時」など。各地でのライブ・公演出演の傍らフラメンコ舞踊研究所で後進を指導。スタジオライブの構成・監修・レクチュアーにあたる。大学などでの講演も行っている。著作に「バイレについて」(『フラメンコ読本』晶文社 所収)

上記内容は本書刊行時のものです。