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「過敏さ・繊細さ」解体新書 (ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.129) 石川憲彦(著/文) - ジャパンマシニスト社
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「過敏さ・繊細さ」解体新書 (ちいさい・おおきい・よわい・つよい No.129) (カビンサセンサイサカイタイシンショ)

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四六判
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-88049-929-1   COPY
ISBN 13
9784880499291   COPY
ISBN 10h
4-88049-929-3   COPY
ISBN 10
4880499293   COPY
出版者記号
88049   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月25日
書店発売日
登録日
2021年4月5日
最終更新日
2021年4月23日
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紹介

「過敏さ・繊細さ」 解体新書
初耳読者のためのガイダンス 「過敏さ」を示すもの

私も当てはまるかもしれない…… 新たなカテゴリーが生まれるとき/三島亜紀子(社会福祉学者)
研究者・医者に聞く「過敏さ」の基礎知識 身体で起こっていること
だれもがもっている「困難」/熊谷晋一郎(小児科医、〈ち・お〉編集代表)
「過敏さ」は「五感」と「内臓」の関係から/熊谷晋一郎(小児科医)
なぜ、感じ方に差があるか―「自閉スペクトラム症」と「感覚過敏」/和田 真(神経生理学者)
コラム 「感覚刺激」の受けとめ方を調節する/山口和彦(脳神経科学者)
免疫系にもある「過敏さ」―アレルギー・花粉症が起こる理由/津田篤太郎(リウマチ・膠原病科医)
いま、「過敏さ・繊細さ」に関心が寄せられる理由/石川憲彦(児童精神神経科医)

目次

もくじ

〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉たがいに考えあうために 03
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集代表)

「過敏さ・繊細さ」 解体新書
初耳読者のためのガイダンス
「過敏さ」を示すもの

私も当てはまるかもしれない……
新たなカテゴリーが生まれるとき 18
三島亜紀子(社会福祉学者)

研究者・医者に聞く「過敏さ」の基礎知識
身体で起こっていること

だれもがもっている「困難」 36
熊谷晋一郎(小児科医/〈ち・お〉編集代表)

「過敏さ」は「五感」と「内臓」の関係から 39
熊谷晋一郎(小児科医)

なぜ、感じ方に差があるか
―「自閉スペクトラム症」と「感覚過敏」 65
和田 真(神経生理学者)

コラム
「感覚刺激」の受けとめ方を調節する 87
山口和彦(脳神経科学者)

免疫系にもある「過敏さ」
―アレルギー・花粉症が起こる理由 90
津田篤太郎(リウマチ・膠原病科医)

最後の深読み
いま、「過敏さ・繊細さ」に関心が寄せられる理由 111
石川憲彦(児童精神神経科医)


Chio通信
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉(ち・お)ってなんだ? 122
山田 真(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)

こどもとつくってあそぼう! 125
パタパタちょうちょ

けんさくするまえに やまださんに きいてみよう 連載⑭ 127
Q (人がむかしお猿さんだったという話を聞いて)
どうすれば また おさるさんになれるの?
やまだまこと(小児科医/〈ち・お〉編集協力人)

こどもに語る ちいさな昔話 130
鳥のみじい

いつものごはんに豆料理を 連載② 135
レシピ・ホピ族のチリビーンズ
エッセイ・台所でわたしは孤独ではなかった 
高島千晶(食品雑貨店経営)

恐れず、あきらめず、楽天的 これが私の暮らしかた 連載④ 140
種子の世界
天笠啓祐(ジャーナリスト)

天草みかん山入植記―子らとめざした農的生活 連載③ 145
自分の仕事の場をつくっていく
川野美和(農業)

リレーエッセイ 家族のかたち 第14回 151
重度複合障害の娘と暮らして①
「なるようになる」の日々
最首 悟(思想家)

何がおもしろうて読むか書くか 連載⑭ 156
続・介助者として働いてみようという本の話
立岩真也(社会学者)

フクシマからぼくが学んだこと 連載36 161
福島原発事故(その2)
山田 真(「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表
/〈ち・お〉編集協力人)

笑顔で過ごす不登校―見守りと支えの心がまえ 連載③ 166
ウィズコロナの日常で気をつけたいこと
内田良子(心理カウンセラー/〈ち・お〉編集協力人)

予防接種、基本から 連載⑭ 172
新型コロナワクチン、接種を検討するまえに
青野典子(「ワクチントーク全国」事務局長/〈ち・お〉編集協力人)

近刊予告 177
募集します! 178
創刊のことば 180
〔アピール〕原発のない日本を 182
〈ち・お〉&〈お・は〉を読む会リスト 184
〈ち・お〉バックナンバー常備店 186
編集後記 188
ジャパンマシニスト社の本 189
〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉の編集にかかわる人たち 190
インフォメーション ジャパンマシニスト各種お問いあわせ先 192

版元から一言

発達障害の診断が一人歩きし、園や学校、会社や地域にあっという間に広まり、精神科医に「発達障害ブーム」といわれるほどに。幼い子どもへの向精神薬への服用にまで行われる現状。
そんななか、細やかな気持ちゆえ、他者の重荷も背負ってしまう「HSC」や「HSP」といった次のテーマが話題です。
また、からだの「過敏さ」も問題になっています。肌に触れるもの、耳に届くもの、鼻が拾うものや、舌が感じるもの、大腸も、細やかな感受性をもつがゆえ、日常の暮らしがままならない。
どうしたらいい? という前に、私たちはどうして「感じる」のか? 「感じ方の差」はどこから? そして、「過敏、繊細」に関心が高まるその背景もフォローします。

上記内容は本書刊行時のものです。