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住民と自治 特集 デジタル社会の陥穽と自治・くらし
巻次:2021年5月号
- 初版年月日
- 2021年5月1日
- 書店発売日
- 2021年4月15日
- 登録日
- 2021年4月7日
- 最終更新日
- 2021年4月7日
紹介
菅政権は、コロナ禍を奇貨として行政のデジタル化にアクセルを踏み、官民で住民の個人情報を利活用しようとしている。自治体は保有するデータを提供し、医療、介護、交通などの全体的な計画、運営を企業に委ねる。それはバラ色の未来を約束するのか。
目次
◇直言 国民のいのちを守るため、病床と医療スタッフを増やすべき ●増田 勝
◇連続企画 「新型コロナ」から日本の社会を考える 第11回 コロナ禍の先に─新しい観光に向けて ●堀田祐三子
◆特集 デジタル社会の陥穽と自治・くらし
スーパーシティによるデジタル化は市民と公共、企業の関係をどう作り替えるのか ●中山 徹
自治体のデジタル化と地方自治 ●本多滝夫
デジタル社会におけるプライバシー権の再生 ●根森 健
自治体の「デジタル化」で、行政の現場では何が起きるか ●久保貴裕
横浜市におけるデジタル化の動きについて ●水野 博
スーパーシティを目指す浜松市─自治体の在り方は住民が決めるもの─ ●良知信一
◇特別企画 東日本大震災10年③
福島第一原発災害 ─プロセス・プランニングから見た復興の現状と課題 ●鈴木 浩
◆連載
東京・世田谷区の新型コロナウイルス感染症とのたたかい 第3回 ●保坂展人
大深度地下開発を考える(中) リニア中央新幹線 人命にかかわる大深度工事問題 ●樫田秀樹
人つながる③ よい物語の始まりを願う小さな食堂 ●市川詩音
シリーズ 地域発信 いいからかん日和 第2回 東日本大震災と「片品むらんてぃあ」 ●セトヤマ ミチコ
中の人が語る。図書館と、人と、まちと 第2回 本を読むことによって起こること ●相宗大督
@NEWS 大阪地裁原告「勝訴」判決 生活保護基準引き下げ違憲訴訟 ●雨田信幸
BOOK REVIEW
Jつうしん /自治の風―茨城から/編集後記
表紙写真 大坂 健
スケッチ 芝田英昭
上記内容は本書刊行時のものです。