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社会ケアサービス
スカンジナビア福祉モデルを解く鍵
発行:本の泉社
縦220mm
333ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年7月
- 登録日
- 2017年3月28日
- 最終更新日
- 2017年3月28日
紹介
社会サービスの中でも児童と高齢者を対象としたサービスは、教育、医療、障害者などを対象としたサービスよりも時代的には後になって整備された。しかし、先進国が抱える少子と高齢化に直接に対応するのが、児童と高齢者に対するサービスである。この極めて今日的な2つのサービスに焦点を置きつつ、これらを北欧の比較近現代史・人権・地方自治・ジェンダー・国際比較などという視点から、多角的・重層的に検討したのが本書である。
目次
第1章 序説
第2章 新たな政策、新たな言葉-スカンジナビア社会政策におけるサービス概念
第3章 数多くの普遍主義的公共サービス-どのようにして、なぜ、4つのスカンジナビア諸国で、社会ケアサービスモデルを採用したのか。
第4章 アイスランドにおける地方当局の社会サービスの展開
第5章 救貧から社会権および社会ケアサービス受給者制へ
第6章 スカンジナビアの地方政府:自律的な存在か、それとも福祉国家に統合されているのか
第7章 地方の視点から見たスカンジナビアモデル
第8章 社会ケアサービスはなぜジェンダー問題なのか
第9章 スカンジナビア社会サービスの国際比較
付録 スカンジナビア諸国における児童、高齢者、障害者向け社会サービスの沿革に関する統計的要約
上記内容は本書刊行時のものです。